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2017.10.14 13:57

頑張れ洋平

 緊急ニュースです。IATで大和田洋平が所属するラッセル岩手と福島の人たちと車椅子バスケの試合生放送中です。現在40点差で、シュートが決まらずに苦戦しているようです。頑張れ岩手」頑張れ洋平!
 応援よろしくお願いします。※すみません、バスケットチーム名ですが、ラッセル岩手でした・・・失礼いたしました。


2017.10.14 10:10

瞬間撮影

 毎日通う朝の通勤時に見える風景です。車の助手席に座り、電動のガラスを下げ、車のフレームが映り込まないようにしながら、瞬時にシャッターを切るだけのまさにバカチョン撮影です。以前であれば車を空き地に入れて車を降りて見える景色に向かいその場の空気を飲み五感で自然を感じながら両手でカメラを持ち左手でズームを繰り返しながらファインダーで切り取る景色と季節感を確かめて写していました。しかし、それが出来なくなった今は、その頃の間隔感覚を思い出しながら、ただただ、シャッターを切り、後からパソコン画面に浮かぶ風景を見て楽しむようになりました。左側が動かないと本当に不自由で大変です。動く右腕に頼り続けているうちに右腕が痛くて服を着るのも難儀するようになってしまいました・・・人間何が幸せかと云えば、五体満足で健康と云う事に尽きると実感します。私は現在障者で不自由ですが、それでも、車椅子を卒業し何とか歩いています。仕事にも復帰して、私の頭の中で想像したものは、スタッフや職人の面々が目で見えるものに仕上げてくれています。それは、左手が動いていたころよりもはるかに優れた形になって、まるで私の左手の代わりになってくれていると思えます。家では、家族がそのまま私自身の体の様に働いて助けてくれています。失った倍以上もかけがえのないものを得たのだと思うものです。でもそれは、無くする前からあったのに気が付かなくてなんと愚かであったものかと自省しながら、感謝の心が沸き起こるのです。そういえば以前、とある編集長が、こうしたブログに対して、「写真が下手だ、生活の垂れ流しだ」と云うので、まるで私自身が言われたものと受け止めていましたが、本当に撮影後の余韻も残さない瞬間撮影を続けていると、下手でもいいから被写体に向き合う心のこもる写真を撮りたくなります。いつかきっとこの半身麻痺を克服して直し動けるように頑張ります。その時には家族に恩返しスタッフと共に私も汗を流して働きます!必ずその時は来ると信じます。


 車中から瞬間撮影した稲刈りを終えた田圃と岩手山です。

 好摩に着いて地面に足を付いて写した姫神山です。櫓上の雲間の青空に心の余韻が残りました