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2018.07.26 09:35

含水率測定

 昨日の続きですが、最高気温で有名な前橋に材を運んだので、それはもう暑かったそうです。そして、日陰でこうして一本づつ重さを測って、含水率も測定したのだそうです。単純に運んで一気に降ろす作業ではなく一本一本丁寧に扱ったとのことでありました。そして本当に暑かったそうです。・・・・この後、とんぼ返りで夜中到着の面々に感謝です。材積は微々たるものなので、請求金額も程々ですから、木材屋さんの気苦労を体験した次第です。こらが何に使われるかは後ほど追跡調査してみます。

含水率とはこの自然の無垢材に含まれている水分の測定量なのですが、その水分はどこから来たのだろうと考えるととても面白い。宇宙開闢150億年の昔水の元素や粒子が出来て宇宙のかなたにまで広がり、46億年前の地球原初の地玉生まれし時から空に姿を変えて浮かび、冷やされて水に戻りて地に注ぎ、大海となりて落ち着くことなくまた青き空に雲としての姿を自由に押し広げ、そしてまた樹木の葉を叩き大地に身を落として樹木の体を作り、生きとし生けるもの全ての源としての原子の役目を果たし、はてまた恐竜となり、滅びてもホモサピエンスとしては存続し、現代人の体を造る必要不可欠なのもになっている。気付くと喧嘩相手の体にも私の体にも過去を辿ると同じ水があり、これらの樹木にも同様の潤いがあるのだと思うと、かくも不思議なものは無いだろうと思われる。日本は水の国として名高く、私の生誕地岩泉もまた、水清き湧き上がる故郷なのだ。毎日の水分補給にもこうした理屈を求めて止まぬ偏屈者でございます。・・・笑