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2019.06.30 12:20

古材の刻み

 杢創舎大工塾と並行して岩手町川口の新築の古材の刻みも進めていますので、水糸を扱うその仕事風景も一気に掲載させていただきます。と云うのも、明日からまた自主リハビリの為東京に行くので日記はまた栗城と相川と藤原に任せますから、今日のうちに撮りためた写真をしょうかいさせていただきたいと思いました。





 車知栓継ぎを刻んだ後で組んでみて継ぎ直しをしているところです。

 曲がったり捩じれている材料を真っすぐに見立てるには糸を引いてみます。入社3年目の若き大工がこれを行っているのです。「習うより慣れよ」です。



 熟練の大工も共に刻むこの安心感が当社の培ってきた持ち味です。
2019.06.30 10:39

杢創舎大工塾

 昨日の杢創舎大工塾は「光付け」指導でした。ここ数日、若手が現場に出ていたので、加工場場内に人が少なくて静かな雰囲気でしたが、昨日は打って変わって大勢の20代大工が揃って刻みに取り組む熱気あふれる加工場場内でした。カメラを手に眺めながら、活気溢れるこの空気感に嬉しさを覚えました。工藤大工と話すと、「誇らしい気持ちになる」と云ってくれましたから、この姿は未来への宝となるに違いないと感じます。いや、そうして行かなくてはなるまいと心底思います。何も座禅だけが悟りの世界ではなく、日々の生活の中で得る想いこそを祈りへと昇華させたいものです。











 数日前、指導相手の若手が居ないので、一人で重い材を扱う工藤大工の奮戦の姿

 昨日は、「工藤さんすみません、ここどうすればよろしいですか」と方々から声を掛けられて楽しそうでした。

 秀さんも各現場から戻って川口の新築工事の建て方に全力で取り組みますから、大和田も心強いと思います。