無垢の木はいくらでも有効活用可能です。洗面化粧台の天板ですが、大きな板を繰り抜いて陶器の洗面ボールを埋め込むこともよくあります。でも時には手元に在る材を上手く組み合わせて洗面陶器が嵌まる様に造る事も可能です。今回は、桜の木の洗面台を造らせて頂きました。
表が平らで綺麗であれば裏がが多少凸凹していても大丈夫なのです。
最初は何をどう作るのか半信半疑の若手大工も次第に要領よく合点が行ったと思われます。
陶器を隠す前板も取り付けられて、足も桜材で洗面台が出来ました。陶器を嵌め込んで水栓金具を取り付ければ洗面化粧台の出来上がりです。