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2021.01.09 11:38

場内整備

 日本列島が冬の低気圧寒波で特に日本海側の大雪は大災害と云える状況に近いと思われますが、盛岡市内も急激な冷え込みで凍結被害続出の様相です。好摩の当社場内では、材料置き場の屋根を支えている梁が割れて折れそうなものを見つけて急遽補強工事を行いました。大工のチームワークの手際良さを目の当たりにして一度何かあったときの大工という職種の魅力を感じた次第です。

 中古物件の元から建っていた資材置き場なので相当古い事もあり、屋根が傷んで水が沁みて来た部分で凍結はそんしたのかもしれません。今後他の場所も注意深く点検が必要です。

 補強柱をまず立てて、スパンを測りますが、スケールやメジャー無しでも木をあてがう事で実寸を掴みます。会話も不要で、材を持つと目と目で合図するだけでやりたいことが伝わる様です。

 補強用の梁に先程の実寸を合せ見た木を置くと、ぎりぎりぴったしカンカンでした。

 古民家改修の際に分け合って外した見事に大きな赤松を皆で運びながら、昔の職人はこんな大きく重い材を重機も何もない時代に人の手で扱っていたのだと感嘆した次第です。

 補強場所にはフォークリフトを予め設置しており、そこまで運び込めばあとは機械が上にあげてくれます。

 こうして現代は機械の力を借りて安全作業出来るので、有難いものです。

 軽量鉄骨の鍔を予め測って刻み差し込む様に出来ていました。

 実際にあてがうとぶつかる部分があるので、即座に鑿で欠きとっているのは昨年春中途入社の1年生大工ですが、もうこうした仕事もこなします。改修現場や修繕現場は間違いなく職人を育てます。

 カケヤで叩き込んで嵌まりました。補強柱の横にもう一本古材の受け柱を抱かせたのは、梁補強梁の長さがピッタリだったからです。

 これで一先ず安心です。でも、見事な梁なのでもったいなかったなぁー(笑)