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2022.09.27 13:44

岩泉町の大改修現場その後現状

現在工事中の岩泉町大川地区での古民家大改修は秋の実りの収穫の横で、竣工に向かい全力で取り組んでいます。暗かった室内も高窓からの光の取り込みで明るく、内装のパテ打ちも始まったので、白壁が仕上がって来るととても明るくなります。築200年の歴史の中に組み込まれる木材も県産材ですが、本体は地元岩泉大川材材に違いありません。古民家という言葉に追随するのが新民家です。定義は自然乾燥材で建てられた木組みの家です。何故ならば、自然のままの木は構造材としての強度が確かめられていて200年300年と長きの使用に耐えられるからです。その期間木の体内に炭素を確りと固定して地球温暖化の抑止になってくれます。そうした自然乾燥の木に包まれ守られて暮らせるのが当社の木組みの家新民家です。












2022.09.27 09:48

古物直し

引き続きの古いもの直し作業の写真です。それと、県産材を活用した本棚など岩手県の木材で出来る家具の魅力です。

 桐板の釘痕を同じ桐材で埋木処理しています。

 南部桐はつとに有名でしたが、現代では桐の木そのものが消えてしまい寂しい事です。なので、古材を磨いて再利用させて頂きます。

 古く汚れたステンレスも磨くとここまで輝きます。

 新品が良いには良いと思いますが、磨けば光るものを捨てずに使うのも地球環境に優しい筈です。

 古い流し台の扉も無垢に木に取り替えての再生です。コストパフォーマンスも上がります。

 古い建具も、そのまま使うのではなく、サイズを切ったり足したりしながら再生します。




 岩手県産材の杉板で作られた足付本棚です。