釜石のお盆前の工事風景です。お盆明けに捨てコンクリート打設予定です。

　釜石の新築工事は、基礎現場と同時進行で、刻みも進んでいます。好摩の刻み場には20代の大工の面々が集い、先輩大工と共に良い雰囲気で刻みに取り組んでいました。

　現場の土堀上げが進んでいますが、好摩作業場では配筋加工と構造材の刻みが進んでいます。









　当社の基礎配筋には、せん断力を計算して、基礎を折ろうとする力に対して対応する帯筋を自社で加工して配筋しています。単純に立ち筋を1本だけ入れる布基礎に比べると2倍の耐力が想像できると思います。・・・計算はそんな単純では無いのですが、印象的にはです。

　釜石の新築工事の基礎開始ですが、土木工事屋さんがまだ終わらないので、一緒に作業しています。

　釜石の新築工事の構造材の墨付けを車椅子で頑張る大和田です。本当にあっぱれです。

　墨付けの為にタイコ梁をマサカリやチョウナで殴り込んで体を造る作業から始めた釜石の新築工事です。新人大工も先輩から教わってこうした仕事をこなしているのですが、ここに伝統の継承が見られます。

　釜石の新築現場では解体工事が完了して、外部の土留め工事が進んでいます。これらが完成してから基礎工事が始まるので、好摩で配筋加工など準備を進めながら待っている状況です。

　構造材の南部赤松の梁が並んで豪快な雰囲気です。車椅子大工の墨付けもスタートしました。

　釜石の新築現場の構造材の選別にも取り掛かりました。構造計画の図面を書いたのは大和田ですから、材料の選別をしながら、私も参加して、木材の大きさによっては図面を修正することもしばしばあります。手にした木の命を無駄にしない様にと話して聞かせるのです。設計士や現場監督もここに参加しないと木の家造りの妙や感を養えないと思っていたら、良い所に工事部長が来たので、立ち会わせましたが、何故か居ない・・・笑

　釜石の新築工事は昨日起工式が行われました。お客様のお手配で、仏式の地鎮祭でした。でも祭壇や竹などの準備は当方でしたから、この竹は何時もお世話になっている神主さんに相談して戴いて来たので、神仏合祀の様になってしまいました・・・それはさておき、いよいよ本格的に工事がはじまります。好摩では大和田が構造図の作成に取り組み始めました。