若手の墨付けが進む場内では先輩大工が共に差し金を扱いながら技を伝授する場面があります。正に墨付け実習さながらです。丸味の面に墨を付け、長材に墨を付ける事は、簡単ではありませんから、こうして実体験して技術を高めます。
明日から、長期出張の為杢創舎日記は今日のこの写真と記事で明日からはお休みとさせて頂きます。すみませんが、よろしくお願い申し上げます。

キャノピーを造らせて頂いた、きたくり園の看板造りをさせて頂いております。レトロで貴重な糸鋸が切り抜き文字造りに使われています。繰り抜き終えた板お窓際に並べると「くりき」の文字が浮かび上がりました。6月の結婚式披露宴にお招きいただいております。ところで、この切り抜き文字用の欅の薄板が場内にある事が凄いと思いませんか？無垢材を捨てずに取り置く事の大切さを実感しております。黒く塗った文字の杢目が全て同じ木と分かるいい感じに仕上がって来ました。

連休が明けて、大相撲夏場所も始まりましたが、当社内でも個性的な髪形が増えております。皆さんそれなりに爽やかでカッコ良いものです。髭もまた、個性あります。

昨日の雨空と打って変わって今日は物凄く良い天気で青空の青が田圃の水面に写り込んでいました。そして場内の裏庭には白が目立ちます。

木工家の橋本勲さんが、と積んやって来て、オートマタを造ったと嬉しそうに作品を見せてくれました。6/2のマルシェにも出して貰える事になりましたので、是非見に来て頂ければ幸いです。

6月2日日曜日、三度目の杢創舎「木の店マルシェ」を予定させて頂きました。今回は500円ワンコインですが、大工による包丁研ぎコーナーも準備させて頂きますので、包丁でも鉈でも釜でも敵いませんので、ご持参いただいた金物道具を研がせて頂きますので、是非皆様ご持参くださいませ。また、今回の古民具再生品は箱が多いです。店頭に並べる前から既に売れ始めておりますので、残りの時間で更に増やしてまいりたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

土曜日の夕刻は夕焼け空が美しく水田に写り込み、日曜日の空は鱗雲で翌日の雨降るを予測させて、その月曜日の朝はその通り雨です。この天気の移ろいの中でも、農家さんは働いています。そうした姿が写真内に写り込んでいました。

昨日、クロステラスでの浪曲演芸を見てきました。そして、当社提供の木板に「木戸札」と書かれた木札を確認出来ました。

水漲る風景が一気に増えてきました。と、思ったら既に稲を植えた田圃も有りましたので、驚いています。

寒暖差が激しくて体調不良者続出です。朝晩に見る山側や空もこの季節の情景が見られます。

先日の日記でご紹介した雫石山林の伐採材の運び出しを行いました。この山林は引き続きで残りの木も伐採予定との事です。

新築工事中の車庫小屋工事の外壁は、背板利用の丸太壁です。その加工風景と、現場で取り付けた雰囲気を写真でご紹介いたします。丸太をこうして全て使い尽くす事が出来ます。

場内に毎年巣造りしているのが、キセキレイです。人が近ずくと飛び立ってしまうので、卵が写せましたが、今日は何故かじっとして動かずに巣を守っています。しかも、鋭い目つきで睨んでいる様にも感じられますね。

昔の演芸を見るには木の券を買ったそうなのですが、今回浪曲演芸が予定されていて、その木券造りをしたいので、木の板が無いかとご相談を頂きました。それが何と偶然若留め神社のお札立てに製作した際の端材板の取り置きがあったので、ご提供させて頂きました。

月曜日、岩泉町大川で工事させて頂いた、築200年の古民家大改修住宅の土間の修繕工事をさせて頂きました。そしてそして、この時期ですから、沢には山葵、山にはシドケにウルイにウドと沢山の山菜採りもさせて頂きました。「入山お断り」の看板もあるのですが、地主さんとご一緒なので無断では御座いません。「字が読めない人が居るんだよなあ」と笑って仰ってました。

いよいよ田圃に水が張られて来ました。そして、朝も早くから働く農家さんの姿が逞しく見える季節の到来です。水鏡も楽しみな季節ですね。

連休前には、新たな車庫追加工事の構造材の手刻みが取り組まれていました。車椅子大工も若手大工と共に刻んでいました。古材を使うので、古材の捻じれや歪みに対応すると仕口が斜めになっていたりするので、木を相手の仕事の柔軟さが身に付いてきたかに思われて、嬉しくなりました。

連休最終日前の夕方は、沈む太陽からの放射が正に神々しく、最終日には岩手山上空に稲光に似た形の空が見えて不思議な印象でした。そして連休明けの今朝は雨で、小学師たちの集団登校の傘が色とりどりでした。水鏡の水田にも降りしきる雨が昨日までの好天をかき消すかのようです。自然の恵みの中で生かされている我々です。

天峰山から、盛岡市内方向や岩手山を望む景色です。光景とも言いたくなります。のが、天峰山を下って自宅に戻って見えた西窓への夕日です。この通り連休中は好天でしたが、今朝は雨ですね。

毎年連休になると、薪割り人が来られます。この暑さの下でも頑張っていらっしゃいました。我々は畑仕事しながら、火を起こしてお湯を沸かし、コーヒーを飲んで薪割り人との会話をささやかな時間を楽しませて頂きました。山小屋の居心地がとても良くて良い連休を過ごしております。山羊も草を食んで楽しそうです。山羊より下の写真は、当社の薪在庫です。今年も販売いたします。楢やサクラ材の雑木は1㎥￥22，000で古い薪の雑材はその半額予定です。宜しければ6/2のマルシェの際にでもご確認いただければ幸いです。

3日から6日までの連休中ですが、何時もの通勤路で好摩に来ています。道中の道路脇には芝桜が美しく、水が張られた田圃には岩手山が写り、農地の中にも聳えて、夕刻は夕焼け空を眺めて、岩手の大自然と人々の営みに幸いを感じる長期休暇です。

道中の新緑が際立つ季節になりました。早春を感じ春本番春爛漫を楽しんでいたと思ったら早くも青葉若葉が目に眩しくなってきました。

春宵一刻の美しい時間を迎える前のその気配が美しい場合があります。街路樹のハナミズキと花壇のチューリップも同様に良い感じで、目を引きます。

昨年に引き続き、雫石町の山林の伐採が進んだようです。これらをまた当方にて搬出製材させて頂く予定です。今年は栗の木も有ります。

裏庭の山小屋の雰囲気が少し変化しました。そして、例の自作コンポも納まって、畑仕事の傍らで音楽を楽しめます。そしてそして、畑仕事に欠かせない水も井戸から引き込む仕組みも出来てウッドデッキもあるし、連休中の作業段取りが出来て来ました。

今日から五月、空は皐月晴れで気持ちが良い天気です。

盛岡市本町通りの改修工事が完了いたしましたの、ビフォーアフターで御紹介させて頂きます。

改修前の和室8畳：この豪華な収納タンスが残されていました。

改修後の和室8畳：壁のクロスのみ張り替えています。タンスを置いた畳が周囲の日焼けとの相違が出ました。

改修後は、タンスの豪華な扉が和室8畳と6帖の仕切り壁となりました。

改修前の和汁6帖

改修後の和室6帖：ここも壁断熱工事で壁を一度取り外したので、壁のみ新しくんりました。

既存1階店舗：元はお肉屋さんだったそうです。

改修後の1階店舗：ゲストハウスのお客様が多目的に使う台所

改修後の会店舗：上記同様です。

改修後の1階店舗：腰壁は山小屋風にとのご要望で丸太壁です。

改修前の台所

改修後の台所

改修前の店舗入り口

改修後の店舗入り口

改修前のトイレ

改修後のトイレ：狐のクロスです。

改修後の2階洋室