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2021.04.17 09:45

大工の仕事

今日の写真は、好摩の作業場で墨付け刻みを行っている大工の仕事の数々をご紹介させて頂きたいと思います。今日は4月17日土曜日ですが週初めの日曜日は雪の花でした、翌日は羽目板造り、そしてついに桜咲く写真へと続き、岩手山や姫神山の印象的な写真をご紹介させて頂いて、丸太の製材や浄法寺での地鎮祭へと溢れんばかりの仕事が続き、週半ば木曜日ついに桜満開のお知らせが出来た翌日にはまた岩手山が黄金色に輝く情景と丸太の皮剥き仕事が昨日の日記でした。この様に季節の移ろいの中で大自然の美しさと力強さに包まれて色々な仕事をさせて頂いている我々です。何と有難い事でしょうか。地域の豊かな自然環境の中で生かされ共存させて頂いているので、感謝しかございません。そして、今日の写真は本物の無垢の木相手の大工の手仕事です。木を扱う職人の目線と手業こそ日本の文化遺産であり、地域の山の木を生かす山々の自然環境を守り維持する縁であろうと私は思います。

 浄法寺の墨付けを佐々木の秀が取り組んでいます。



 大舘町の刻みに取り組む高橋です。



 車椅子大工は雫石と大舘町の墨付けをしています。



 時には、三人で協力し合う場面もあります。

 削り過ぎて丸くならない様に面を生かすようにとの注文に応えてくれています。

 雫石の刻みを安保が担います。尺を超える太鼓梁の側面なので、電動尺鉋を扱います。

 姉帯の改修工事に向けてオニグルミの大黒柱を準備したので鉋を田村大工が掛けています。尺鉋の出番が多いので2台フル稼働です。