2018年10月
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2018.10.17 11:51

鎮守の森の杉

 神社と云えば鎮守の森を思い描きます。そこにあるのは大きな杉の木だと私は思います。記憶の中にもその姿が印象としての地位を占めているものです。プラスチックが出回る前だと、間伐材で木箱を造り薄くスライスした経木でいろいろな食材だとかおにぎりお弁当を包んだとか枚挙にいとまがないほど、杉の木は私たちの生活の中に共に有ったと思われます。なので、日本人がかなりお世話になった自然の中の樹木は杉の木なのかと思われます。それこそ、神社の守り木として崇め祀ってその恩恵を忘れぬようにとのご先祖の皆様からの伝達事項なのかもしれません。時代は、杉の木を利活用する姿に変革を遂げるのではないだろうかと私は予感しています。と云うか、そうあらねばならないと感じます。現にそうした事が国内の各地で行われているのは確かです。岩手も盛岡もその流れを逃さぬ取り組みが必要だと思います。