ガラスの照明器具の傘を掃除していて誤って壊してしまったそうです。レトロな代替え品の無い大切な代物です。通常は壊したから御免なさいと云う事になるのだと思いますが、直そうとする気持ちが必要だと思います。壊れても直して使う昭和の時代からのとても優れた文化だと思います。

まずは、壊した張本人が瞬間接着剤を使用して直そうと懸命に取り組んでいました。

そうは簡単に行きませんから、丁寧に扱わず壊したことを反省する気持ちが湧き上がると思います。

頑張ってここまでは再生した様ですがしかし・・・

先輩職人さんからの駄目だしの指摘が多々・・・

ガラス専用の接着剤でないと駄目とのお話がありました。

欠けている部分には樹脂を埋めて直すことが出来るそうです。

さて、SOSにて、修繕バトンタッチなのですが、瞬間接着剤の汚く染みついた部分を剥がす手間が大変な作業になっております。

丁寧な剥がし作業が永遠と続きます。

夕方、何とか接着作業が始まりました。見ていた私は、いよいよ難しいなら、木の板で照明カバーを作ろうかと弱気になりましたが、黙々と取り組んで頂いております。