ずっしりと重そうな材料も、がっしりと抱えて移動しながら働く先輩の逞しさをみせつける仕事をしています。

　棟梁がお神酒、施主さんが塩を手にすべての木材の清めをさせていただきました。本日より、現場に運ばれて、いよいよ建て方がはじまります。

作り付けの洗面化粧台ですが、シンクは何時ものＴＯＴＯ製の病院流しではなく、システム製品を分解してシンクや水栓器具のみを利用する大工造作も洗面化粧台になりました。引き出しが便利です。

洗面化粧台も毎度おなじみの大工造作です。寝室脇に洗面脱衣室があって、その動線上に浴室とトイレが配置されているので、とても便利ですね。

建具に一部リサイクル品を使用させていただきました。古い障子の桟がネズコ材だったので、張り込んだ板は同じネズコ材で準備させてもらいました。入院中頭の中で仕事したのが思い出されて、仕上がりもきれいで嬉しくなりました。とても貴重な材料なのです、ネズコは・・・

　テレビ台は山桜の板で出来ました。左側に僅かに見える大黒柱はシュリ桜です。

お手持ち家具の再生もさせていだきました。テーブルの脚と椅子の脚補強です。

本館の新築住宅の流し台はタカラホーローシステムキッチンで据え置きタイプです。ご要望にお応えしてご自由にしていただいていますが、横に棚を設けるなどの自由オーダー可能です。

　自社制作の建具です。建具屋さんも大忙しで人手不足と聞きました。難しい時代になってしまいましたね・・・

本館の新築現場でもお打合せでのオリジナル建具が色々と創作されました。