2019年11月
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2019.11.15 22:30

下川原の大改修

いよいよ明日土日に完成見学会が開催されます下川原の大改修現場です。この住まいは先代が建てた住宅を今回、二世帯住宅へ大改修した物件になります。慌ただしく打合せ三昧で昼間の写真がよいのがありませんでしたので、昨日に引き続き夕方~夜にかけての写真をUPします。今日は家電や家具・畳・カーテン類も搬入され現場が一気に仕上がりました。
明日は予約制、明後日日曜日はフリーの見学会ですので、皆様のご来場を心よりお待ち致しております。よろしくお願い申し上げます。藤原


ダイニングのペンダントライトも無事設置されました。




ダイニングの壁の奥がキッチンになっています。電子レンジや炊飯器・冷蔵庫などの家電も設置されました。


テレビも搬入されました。ケーブルテレビの視聴チェックもOkでした。


和室も畳が敷き込まれました。空間がほどよいバランスで整いました。見えている建具は自社製の杉板建具で建具作成担当の多能工が作っています。職人が手を掛ける自然素材の塗り壁の素材感と、杉板の素材感が作り出す雰囲気が妙に調和しているように感じています。




階段室吹き抜けと廊下です。廊下の本棚にはちょこっと腰をかけて本を読んだりも出来る、ちょっとしたくつろげる居場所があります。


その本棚に、潜り込むようにして腰かけた目の先に見えるのはこの壁です。左側にはリビングが見えますね。

そして、その壁に小さくくりぬいた四角い穴からはダイニングが見えます。視線が抜けるので壁の圧迫感を解消し、さらに家族の気配を感じれるようになっています。


さらにその本棚に腰かけて左手側を見ると、小さな3畳の小上がりの和室があります。このスペースはリビングに隣接していますが小さな障子窓付きの壁でやんわりと仕切ってあります。実はこの畳スペース。わずか3畳と言っても侮ることはできません。この畳の上にゴロッと寝てお昼寝も出来ますし、小さなお子さんを寝かせたり、赤ちゃんのおむつを変えたり、時にはちょっとした客人の寝室に大変身と働き者の畳なのです。3畳でも畳の部屋があると生活に大分幅が生まれます。


その3畳の小さな畳の部屋の横には洗濯・物干し室があります。ここで洗って干してそして畳の上でたたむことも出来るのです。


子供部屋には施主手配のベッドも搬入されました。わずか4畳ほどのスペースですが、これがけっこう充分な広さに感じます。ちょうど良いといったスケール感です。奥は机になっています。


一階のキッチンダイニングです。1階はワンルーム的な作りになっています。


先ほどの和室の反対側を見た写真です。正面の障子はとても古い建具をリメイクして再利用しています。古いものを大事にすることによって、建物に長く使えるという命を与えているように感じています。とても滋味深く落ち着いた大らかな優しさがあります。新しい障子もリメイクの障子にサイズを合わせて作ってあります。


1階のキッチンはシンプルにコンパクトに納めています。ちなみに1階の床材は自社製の杉床材です。足ざわりが柔らかく温かさがあります(2階の床材は県産のナラ板です)


洗面脱衣トイレスペースです。こざっぱりして清潔感があります。奥は浴室になっています。


寝室には施主手配のベッドも設置されました。写真では分かりずらいですが、窓に仕込んであるタイコ張りの障子がやわらかい雰囲気をつくっています。


作業終了時の玄関廻りの写真です。雨が強く養生中の部分もありますが外部工事も大工さんがギリギリまでがんばってくれてなんとか納まりました。明日からの見学会は皆様のご来場心よりお待ちしております。よろしくお願い申し上げます。