2020年02月
新着記事
最近のコメント
月別
カテゴリ
2020.02.26 15:53

春待ちの木々

 好摩の庭を歩くと、8年掛けて植えて来た色々な樹木との会話を楽しむことが出来ます。どうやら春待ちで楽し気な雰囲気を感じる木々たちの声が聞こえる錯覚になります。本からの知識なのですが、桂のハートの葉っぱが紅葉して落ち葉になると、辺り一面に良い香りが充満するんだそうです。残念ながら今まで気が付く事がありませんでした。でも、槐の銀色の蕾には気が付いて毎年の楽しみになっています。落ち葉が積もるとミミズがやってきて土を穴だらけの状態にするので、そこに雨が降ると浸透して水を蓄えて周囲の樹木が吸い上げるから、山は緑のダムと呼ばれて土砂崩れしない様になるのだとも本に書かれていて、自然の持つ力の神秘を判じます。好摩は庭木なので山ではありませんが、そうして学んだ知識を持って眺め木々の中を歩くと、不思議と感謝の思いが溢れてきます。これからもより良く色々な樹種の木の板を使用した家造りと家具造りに建具造に取り組みたいと思います。

 シラカンバ並木になるのが待ち遠しいのですが、脇は家庭菜園の畑なので、日当たりが悪くならない様にとはいつも思います。

 手前はコナラで奥中央が槐で、その隣右奥が桂です。

 専務と二人で植えた桂です。最初は上田堤の自宅の庭で、次に滝沢の作業馬に移し、三度目の正直でここに移植したら、株立ちで大きくなってきました。ただ、植える前は、前の住人がゴミの山にしていたのを元気だった私が重機でかたずけて慣らし、整地しながら築山してコツコツと一人頑張って造り上げた所です。他にも欅に銀杏もモミジも植えてあるので、巨木になる木ばかりなので、子今後どうなるかと思う所もあるにはありますね・・・