今朝の続きで、太鼓梁でも平角でも芯墨を出すことが欠かせません。次はその作業風景をご紹介させて頂きます。

面取りした太鼓梁に芯墨を打ったところです。

太鼓梁断面から、中心を見出して水糸を張り込みます。

水糸をダブルで引き通す事が、目線での見誤りを防ぎます。

車椅子大工はこうして必ず見に来ます。大事な所ですね。

隣でも同じ作業が行われています。




つかさず、車椅子大工は寄り添います。この狭いところも厭わず身軽に動くのだから、大したもんです。

水糸はとても便利で、曲がり材を扱うには必需品です。


先輩大工も必ず確認に来てくれます。伝統の継承とはこうした姿なのだと思います。