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2018.09.14 13:49

釜石の新築

 基礎枠の取り付けが進んだ新築現場は、配筋検査も無事合格し、手前みそですが、検査官に凄い配筋と褒められたそうです。



 20代の若い大工多能工のシャツがお揃いの青なのが良いですね。

 多能工の親方小笠原大工の指導が良いのです・・・笑顔

 こんな傍まで鹿が来ているようです。


 東和の佐々木大工も応援多能工と化しています。これにて、総勢4名で頑張ってくれていました。




 伝統継ぎ手の数々でした。

 車椅子大工の大和田は、こうして車椅子でも梁材を抱えて運んでいます。頑張れ洋平!


2018.09.11 11:22

釜石の新築

 昨日から基礎枠の取り付けも進みました。刻みは、見ていて面白い場面の連続です。

 基礎断熱の厚さは100mmです。型枠としても良い固さなのです。

 縁側の通し桁に柱を長ホゾで差す溝の加工をしているところです。自身で墨を付けて仕口を考えながら楽しそうに刻んでいる高橋です。と云っても真剣な眼差しです。





 光付けをしている内記です。さすがは技能五輪銀賞の身のこなしです。

昨年入社の安保と今年入社の小畑の新人二人も頑張っています。見学者のおじさんは、場内の機械を何時も丁寧に点検修理してくれる神様のようなお方です。「今時珍しいねー」と楽しそうにしてくれます。
2018.09.10 09:50

釜石の新築

 しんちくの基礎配筋は耐圧盤の土間配筋が完了しました。刻みは追い込みで頑張っています。











 車椅子で梁を抱え動かす姿は、パラリンピックの選手と同位に見えます。



 刻みを応援していた佐々木大工は今日から基礎の型枠応援に行きました。先週は、長田町の大改修現場の解体応援と、八面六臂の活躍です。

 丸柱を造る姿が凛々しい高橋大工です。
2018.09.05 09:45

釜石の新築

 釜石の基礎配筋も進んでいます。





 外階段下はタイヤ置き場になりますね。





 地中梁の配筋が並ぶと壮観です。地反力を計算して、主筋の本数が2~4本と適切に配されています。そして、せん断力に帯筋が対応します。そして、今後打設されるコンクリートと鉄筋が一体になって耐震性の高き基礎が出来上がって行きます。






2018.09.01 10:34

釜石の新築

 釜石の基礎工事は地中梁配筋が進んでいます。好摩の刻みは、法隆寺に真似てエンタシス柱の製作準備に取り掛かり始めています。














2018.08.27 13:19

釜石の新築

 基礎の外枠取り付けも進んだ新築現場です。











2018.08.24 11:17

釜石の新築

新築の基礎工事は外枠の取り付けが進んでいます。







とても暑いので土木工事業者さん共々木の下木陰で休憩しています。


2018.08.23 18:39

釜石の新築

 釜石の基礎現場の写真が届きました。






2018.08.22 15:58

釜石の新築

 好摩で刻みが進む新築工事現場では、基礎工事も進んでいます。総掘りのベタキソですが、荷重を支持する地盤面を十分に転圧して強く固めます。









 写真はまだ届きませんが、月曜日ステコンまで無事打設完了しました。引き続き外枠と配筋工事が進みます。
2018.08.20 11:16

釜石の新築

 釜石の新築工事は好摩作業場で、構造材の刻みが勢いよく進んでいます。車椅子大工の大和田が墨を付け、20代大工の面々が見習いながらも刻み、30~50代の熟練が共に教えながら刻んでいる、次世代に繋がる仕事をしています。ところで、時代はプレカットと云う機械で刻むのが主流ですが、手刻みとの違いは、時間短縮でコストが安くなることです。正確で間違いが少ないとも言われましたが、加工機材の精度が落ちると、斜めになって酷い目に合います。パソコンに入力する担当者が間違うと現場で組めない事もあります。そうした時に人の手で刻んで直すのですが、日々こうして刻んだ経験のない大工だとそれも出来ませんから、プレカット工場の手直しが来るのを待つしかありません。と云うよりも、怒鳴って怒ってるだけなのです。この様に建物を自らの手で加工して組み上げる事が無くなると、職人魂も消えて、誰かのミスを責め立てるだけの雰囲気の悪い現場へと成長してしまうのです。自分の家がそんな風に扱われるなんて嫌ですよね!手刻みだと人が最初から手を掛けるので、木組みへの愛着がわき丁寧に心が籠る家造りに繋がります。そして職人魂も各所に見えて来る楽しさが施主様へのサプライズになるものです。



 この仕口写真を見ると、四角いですよね。プレカットだと丸いのです。丸いと組み上げの際に仕口が回転するのでゆるゆるですから急ぎ金物で締め付けないと建物が揺ら揺らいで怖いのですが、大工の手刻みだと、ガッチリと組み合わさるので、組んで建て上げた時から頑丈さが判ります。それでも建築基準で示された金物は法規通りに取り付けるので、とても強い構造体になると感じます。

















 車椅子バスケだと前輪を持ち上げて動き回りますから、脳した作業でもその癖が出て素早く動き回るの、見ていて惚れ惚れしてしまうほどの頑張りです。

80歳を過ぎた遠山棟梁も刻みを応援してくれています。そればかりか、確りと若手の仕事を見てくれていて有難いものです。
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