先日まで矢作の現場で流し台を作っていた風山大工が今度は月が丘の新築現場でシステムキッチンを組んでいました。1か月前に肺の手術入院してたんですよー、やっぱり私に限らず皆50歳を過ぎると体調に気を付けないといけませんね・・・

　内部では大工造作が引き続いていますが、内装のパテ工事も進み出しました。今回は新人の見習も参加して良い仕事をするようにと、取り組んでいます。

　内部はとても良い感じです。浄化槽トラブルは何とかクリアーできそうです。補助金申請を待っての乗り込みと相成りました。と云う事で、現場便りは矢作の移築大改修に特化して書いてまいりましたが、今日からは通常に戻り各現場情報を掲載させていただきたいと思います・・・でも、少し寂しいですかね・・・

　内装もこうして仕上がってきたのに、なんと浄化槽屋さんが音信不通なのです・・・慌てて近所の浄化槽業者さんに連絡を取るも、皆さんお忙しいとの事・・・沿岸の復興への思いは同じではありますが、あまりに手痛い出来事ですねーでも、何とか頑張らねばと奮い立ちます。

　移築の為の解体時に妻面の矢切から外したスレートのデザインが素敵なので玄関ドアのどこかにに使えればと私は思い提案しておりますが・・・。

　大工事も今日で完了予定で、長い間泊まり込んで頑張ってくれた大工の面々に感謝です。しかし、工事着手前の風景と本当に様変わりましたね・・・古材も見事ですが、新しい木目の美しさも良いですねー、内装の仕上がりがとても楽しみです。

　大工造作も最後の一幕を迎え、内装もほど良く進んで完成が間近です。電気工事も同様に進みました。

　今月末完成予定の矢作の移築大改修です。現場の人たちは完了日に向かいとても良く頑張っています。

矢作の移築大改修現場の進捗状況です。外壁が昨日でほぼ張り終わり、残りの役物部材の取付を残すだけとなりました。

矢作の移築大改修では、好摩で制作された家具が搬入され、取付が開始しています。

これは天板が栗材のダイニングのテレビ台兼用収納です。床から浮かせて取り付けています。


またリビングのテレビ台も取付られました。天板はカツラの板（丸太から自社製材し乾燥させていた物です）


キッチン後ろの作業台兼用収納も制作が進んでいます。天板はこれも自社製材した幅60センチ超のカツラの一枚板です。立派です。


内部塗装の方はパテ下地も大方に。いよいよ本格的に仕上げ塗装が始まりました。


（藤原）

　内装も進み、完成が近い移築大改修現場です。






　この段階で、こうしたイレギュラー的なお願いも聞き届けてくれる心優しい方々です。


　大工さんも最終追い込みでの大仕事を頑張っていただいているようです。

　流石、田山の雪は凄いですね！他現場の進捗状況です。

　屋根の表裏が逆に見える月が丘の新築現場でした。内部も順調に進んでいます。

　内装も進む移築大改修現場です。

　床を張りあげたところを皆で確認点検している雰囲気です。

矢作の移築大改修現場のキッチン前カウンターは赤松の立派な幅広板です。風山大工がしっかりと仕上げてくれた この手触りのよい赤松の板は、住まいながら思い出と布巾で拭き上げていくことによって、木肌が滋味深い豊かな表情となり、艶も増し、表面はツルツルとして さらに気持ちのよい手触りになってくれると思います。



経年変化によってちょうどよい感じで美しさを増す素材。古びていくことによって表れる良さというのは無垢材ならではのように感じます。
（藤原）

　矢作の大改修現場は外壁工事が進み、内部もほど良く進みました。

　流しの取り付けと内装工事も進みました。

　何とか外壁屋さんが来てくれました。世間では外壁工事業者不足で混乱しているそうですから、これは有難いです。

　建て主さんから「小学生の時に遊んで登った柿木の一部をどうにか使えないでしょうか？」のご相談をいただいて、階段の上り口の手すり親柱として再利用できました。とても喜んでいただけて当方も嬉しかったです。しかも、前回の段度不足や周り階段加工間違いの文章に対しても「現場での仕事がきちんとできているから安心です」とのメールも頂けて、頑張り甲斐があります。業者も人間ですから、誰もが良い仕事をしたいのは本音です。如何せん人手不足にはまいります。



※柿の木はとても貴重で高級品なんですよねー知ってましたか？

　内装も良い調子で進んでいますね！

　21歳の大工さんも活躍しています。これから大工を目指そうと思う人大歓迎です。こんな無垢の木を相手の仕事出来ますよー

　

　無事造作材が届いて、活気付いて仕事が捗っている大改修現場です。







　
　時にこうして、便利な道具を活用してくれる知恵が素晴らしいです。そして楽しくもありますね。現場に足を運んでこそ出会える感動の瞬間は、事務所の机に張り付いていては無いのです。昨日は、専務に現場に連れてってと哀願してしまいました。

　大工に朝電話で「そろそろ大工工事完了する？」と聞くと「うん、材料があればねー」とのお返事、同業者の人がこれを読めば一瞬で段取りとは何ぞやと誰でも思う筈ですが、一般の方だと笑いしか出ないかもしれません・・・でも朝ドラの「わろてんか」ではないのです。笑おうにも笑えない段取りの悪さを書くことになろうとは思いもしませんでした・・・更に「廻り階段が45度ではなく60度の加工で届いてさー直しといたから大丈夫」の大工からの追い打ちに「何とか宜しく頼むね」と落胆しながら電話を切ったのですが、こうしてトラブルを上手く回避してくれる技能ある大工の素晴らしさと頑張りに頭が下がります。









※話を聞くと、現在搬送中との事でありました。現場は生き物のように、色んなことがとにかく毎日あるものです。

　八幡平市田山での大改修工事の進捗状況です。

　栃の木の階段工事も進んだ、新築工事の現場進捗状況です。

　大工工事がまだたけなわですが、出来るところからは内装も進めようとの事で、内装も始まっています。





　今回は階段が2か所もあるそうです。新人の安保も加工させてもらえる環境ですね。この様に、本物の木を鑿・鉋を使って仕上げる仕事がしたい職人さんを大募集しています。昔ながらの大工仕事確約しますよー！


　今月完成が目標なので、各種造作工事も頑張って進めています。
　

　月が丘の工事進捗風景です。

　内装部隊も乗り込みした大改修現場です。





　窓枠は、赤松で統一されます。

　楢框が取り付けられて凄い雰囲気です。


　オールアース工事が上手く施工されているのかの点検検査を受けました。

何もしていない部分でも58ｖ/ｍもあります。これは大工の電動工具のｺｰﾄﾞからの電磁波が考えられます。

　シートが施工されたところは2ｖ/ｍと電磁波は削減されています。この部分には電気配線が施工されているので、電気屋さん立ち合いで、通電しての検査との事でした。一般家庭だと125ｖ/ｍにもなるのだそうです。電磁波の脅威にさらされる現代の恐怖ですね・・・

　解体工事は、骨組みを露わにしたので、大工の応援待ちで、その時には一気に解体予定で現在中断しています。もう直ぐ他の現場を終えて来てくれると思います。

　梁の汚れを落としたので、柿渋で古色仕上げに取り掛かっています。

　階段の取り付けも完了した大改修現場です。引き続き床張りを進めます。

　床張りが進む大改修現場です。この雰囲気、仕上がりが楽しみです。

大改修現場では大勢の大工さん達でナラの床板張りがドンドン進んでいます。



本日の盛岡は一日中、吹雪いていましたが、陸前高田はとても気持ちの良い、ポカポカ陽気の快晴でした。（思わず背伸びしたくなるほどの）



（藤原）

　内装下地の石膏ボードの張込みが進んでいる新築現場です。