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2019.05.03 13:02

ナモミ体験

 秋田の男鹿半島にある真山ナマハゲ館横にはマナハゲ体験館があって、実際に体験できる曲り屋があります。角のある鬼ではなく、角のないナモミは神様と云われていましたが、ドスンドスンと四股を踏みながら「ウオーッ」と地響きのような大きな声で案外礼儀正しく玄関から怖い形相の姿が入ると、周囲からは子供たちの泣き叫ぶ声が高まり、隣で手を繋いでいる孫の小さな手に力が籠ります。ここでは、爺さんも面目躍如とばかりにその力が籠る手に応える様に優しく強く握り返して「大丈夫だよ」と言葉無き合図を送りました。平成最後の年越しは、毎年の大晦日に行われる神様と人が触れ合う古からの行事に参加して、令和の明の日を迎えることが出来ました。建築的には最近耳にしたのが「赤松の梁が売れなくて困っている」との話題です。丸太を仕入れても中心材の梁が売れないと、丸太の側から造る板材や床材も造れなくなるとの言い訳付きの話でした。プレカット促進の為にタイコ梁が取れるにも関わらず真っすぐな材ばかり量産して、赤松の良さを見捨てて来たしっぺ返しに他ならないと思わずにはおられないのが正直な感想です。今日は、令和の幕開けにふさわしい青空の岩手県ですが、昨日は嵐のように強い風が雨と一緒に吹き荒れました。岩手の空からまるで天空の神が「悪い大人はいねがー!地域の山の恵みを疎かにするのはダレダー!」と吠えている様に聞こえてしまいました。駄目だと言わずに良き知恵を絞るべきなのが人間だと思います。IT時代にこそ、人は機械には無いデータチップに負けない心ある頭を使わねばならないと私は感じています。








2019.05.02 12:47

糸鋸造の鯉登

 初の9連休も既に半ばです。小学生の頃の夏休みが過ぎて行くあの不思議な心残りを感じるのと同じ気持ちを感じてしまいす。連休初日の28日は誰も居ない筈の作業場から、機械音が聞こえて「風山大工がやっているな」と思ったのは、娘の愛理ちゃんが最近胸を隠す姿をすると、髪のない頭に鉢巻撒いてちょび髭顔で実際にその恰好をしたときは吹き出してしまいました。でもまぁ個室を一部屋作ってあげたいとの気持ちは理解できて、材料を提供してあげたのです。たぶんその加工に来ていると閃いての事でしたが、犬の散歩中の専務から携帯電話で「風山さんが来てるよ」との連絡に「わかってるよー」と受け答えして、場内に向かうと見慣れた柳村の車も居て、声を掛けると、孫の鯉のぼりを作るとの事でありました。翌日糸鋸を使い造った作品がメールで届いたのがこの写真です。

 糸鋸ワークショップを7月に計画しています。
2019.05.01 18:31

なまはげ

 悪い子はいません。子は宝、みんないい子です。婆さんの提案で、子供たちを連れて出掛ける機会がもうなくなるからと、孫や子供たちを連れて男鹿半島に行ってきました。大人7人子供5人の大集団です。




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