古い建具を保管管理している倉庫のご見学を頂きました。当社場内には解体破棄を免れてストックされている無垢の木で出来た建具がこれだけ保管されています。

まだ9月上旬ですが、秋の近さを感じる様な青空の日です。でも雲は流れ雲は湧き瞬時に変化する様相も醸してはいます。

二戸市浄法寺町を走ると、さすが漆で栄えた町を感じる古民家が多く、周囲の田圃も黄金色でたわわに実りが感じられました。一押しが「一力食堂」地域で評判の食堂です。

9月に入り、好摩や岩手山上空の変化が激しくなってきました。田圃は秋の実りが豊作に感じられます。

鹿角の新築工事も内装に取り掛かっているので、新築現場に向ける古建具の再生制作に取り組んでいます。幅を詰めたり高さを嵩上げしたり、塗装の修繕など、再度使う為に手を掛ける事が出来るのも木で造られているからです。家の解体をお考えの皆様の中で、古いものを何とかしたい方は是非ご相談ください。必ず何とかなるものです。

二戸市浄法寺に行く都合があったので、岩誦坊の湧水の精霊宿ると云われる霊水に触れてきました。とても涼しくて快適でした。ついでにそのまま稲庭高原をドライブして放牧中の牛さん達とも見つめ合いました。

モルダー掛けの途中で諸事情が発生してしまい、作業職人バトンタッチで、救世主の様に働いたのが今年の春他の職場を定年退職して当社入社の61歳のナイスガイでした。

今日もまだ暑いのですが、空には鱗雲羊雲で秋の気配濃厚です。しかも近場の田圃の稲が既に刈りこまれていました。

床造りで、活躍するモルダー党委器械ですが、使用すると大量の鉋屑が出ます。それを、馬の飼育をされている方が引き取りに来てくれます。そして、堆肥となってまた自然の土に還る循環する仕組みがあります。積み込み時には鉄筋加工している力持ちが大活躍していました。

今日で八月も終わりですが、暑さはまだ終わりそうがありません。それでも見上げて八月最後の空を写しました。

手刻みを終えた作業場場内では、アカマツの床板や天井板造りが取り組まれていました。機械で簡単に造ろうと思っても、その機械の調整が難解で簡単では無いのです。でも熟練が頑張ってくれています。

今日はスーパームーンとの事ですが昨晩はその前の日で小望月でした。田圃も黄金色になって来ましたね。

暑さとの戦いもありましたが、手刻み何とか無事完了しました。作業場内も綺麗に片付いて強者どもが夢の跡的です。刻み大工は昨日からこの前に刻み終えてある中ノ橋通りの新築現場の建て方に向かいました。今回刻み終えた材は、現在基礎工事中の盛岡駅前通りの新築工事の基礎が出来上がるまで場内に積み置きます。

積乱雲の数を数える時は〇座と呼ぶと教わりました。まるで山を数えるみたいですよね。毎日何座もの雲が湧きます。そして、雨を伴う筋も見えていました。飛行機雲も映える青空の日も続きます。

建築業界の古くからの習性で、無垢の木の曲がり材や面付き材に割れている事など何故か忌み嫌われて来ました。でも、自然の木の姿のままと捉えると当たり前の姿だと思います。そこで、人が職人が手を掛けてそうした木を活かす技を磨くと、使われずに捨てられた材に価値を見出すことが可能となります。今日は、そうした仕事に取り組んでいる姿をお伝えさせていただきます。この栗板材は、鹿角の新築現場の流し前カウンターとして使わせて頂きます。

空の気流に変調を感じる雲が多発しています。

弊社では基礎工事も自社施工しています。その為基礎配筋用の鉄筋加工も自社で行いますが、その加工場の屋根を上げたり下げたりできる仕組みが有ります。先週は、そこが壊れそうになってしまい、滑車の付け替え補修を行いました。写真内の加工筋は盛岡駅西通りの新築現場用です。

刻んだ寄せ組屋根の仮組調整を行っていました。墨付け大工は「陸組をして、墨が間違っていない事を確かめました」と安堵しながらも誇らしげでした。

異常気象この言葉に馴れてはいけません。今年の猛暑は本当に大変です。先日の岩泉町の現場作業では40度の暑さの中体調を壊しかねませんでした。

最後の最後に難関の斜め刻みに取り組んでいました。ブログを始めたころは1枚の写真で文章メインでしたが、この様な場面では写真数でご紹介したくなる場面です。刻みの若手大工の面々も頑張っていますが、墨付けした車椅子大工の能力も格段に上がってきているのを感じます。