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2023.06.30 18:14

地盤改良工事

中ノ橋の新築現場は、3階建ての既存住宅を解体した同じ敷地への建替えだったのですが、地盤調査結果が軟弱地盤の表土から3mまで地盤ゆるゆるでした。3m下からはN値50に達する河川敷付近によくみられる埋め立て地が想像できる地盤でした。そこで今回の地盤改良工事は、小口径鋼管回転圧入工法により、GL-3mの支持層まで29本の鋼管杭を圧入しました。













2023.06.30 14:37

金輪継ぎ

手刻みの場内を見に行くと金輪継ぎに取り組む姿に出会います。仕口は刻み終えて、噛み合わせの調整でカケヤで木を叩く音が木霊する場内でした。
















2023.06.29 10:19

その場合わせ造

木の店に壁を繰り抜いて網戸を付けた通風部がありますが、冬になるとガラスをビス止めして夏には取り外して来ましたが、解体現場で取り外したサッシがサイズ的に合うとの事で取り付ける事にしました。現地の凸凹壁に合わせて木枠を取り付けて、その場合わせの技術で窓が取り付けられました。太い柱を立て大きな梁を架け込む木組みもカウンターを取付け木枠を取り付ける造作も大工の凄い手技なのですが、その場にあるものをその場合わせで造る技術もザッ大工!と感じます。震災時など人が困っていた時に役立つのがこうした普段の大工の仕事で、陸前高田の消防分団さんのところで、簡易お風呂を、現地にあるもので造り上げた時のことを思い出します。








2023.06.28 13:54

梅雨まだ明けず

梅雨の中休みを経て再び戻るかと思っていたら、晴れて外は暑いですね。空もまた変転しています。














2023.06.28 12:00

木繊維断熱材

引き続きで、九戸の大改修現場に壁用の木繊維断熱材が届きました。断熱材は、住環境のみに限らず環境性能をも求められる時代へと変化するのかもしれません。断熱性能値はQ値U値などにて求められますが、温暖化対策としての二酸化炭素排出削減値は高いレベルで求められてくると思われます。








2023.06.27 10:05

自然系断熱

埋炭施工した九戸の大改修現場では、屋根断熱に木繊維断熱材が施工されました。製品名はシュタイコ、ドイツ製です。床下に木炭でマイナスイオンと調湿、壁天井には木繊維で冬暖かく夏涼しく調湿してくれて、木繊維からもマイナスイオンの健康的な住まいは築300年の古民家大改修です。

「木繊維断熱材が作る健康な暮らし」
シュタイコは住宅の中に森のような心地よさを作り出します。屋根、壁、床で使用することで、快適で健康、安心な暮らしをお約束します。シュタイコはヨーロッパの中の多くの現場で、何十年にもわたりその性能を実証しています。シュタイコの製品は全てFSC、PEFC認証の木材から製造されたエコロジーな製品です。シュタイコはIBJ研究所の会員でありバウビオロギー協会、パッシブハウス協会の会員で環境と快適な生活を守るための活動を行なっています。との事でした。

「断熱材ではなく、次世代のための家造り」
グラスウールをはじめとする断熱材のメリットは省エネ性と冬の温かさです。しかし、気候の変動で、この先真夏はさらに高温になり、冷房によるエネルギーが急増することが予想されます。そのためこれからの断熱には、寒さだけでなく夏の暑さを防ぐ性能が求められます。シュタイコ断熱工法は、非常に高い比熱容量と低い熱伝導率で、日本の灼熱の真夏でも快適な暮らしを実現します。

「冬だけでなく夏も快適」
シュタイコは透湿性があるため、過度な湿気を遮り最適に調湿することで、蒸し暑い梅雨時や真夏でもカラリと涼しい室内環境を創ります。

また、シュタイコは防音効果も持ち合わせており、騒音を減少させ心地よい音響効果をもたらし、静かでストレスのない生活環境を提供します。また際立って耐久性のある断熱工法であることも約束します。

シュタイコで覆われた家は機能性が高いだけでなく安全性も考慮されているので、居心地よく安心して暮らすことができます。












2023.06.26 15:22

手刻み盛なる場内

墨付けと同時進行にはなりますが、手刻みも開始されて場内は大盛況です。





















2023.06.26 09:20

雨に煙る山

何時もの帰り道、姫神山方面の雨に煙る山々や風力発電が幻想的に見える瞬間を見ました。でも晴れたら良いなの写真に繋げます。

















2023.06.24 13:27

遠野千葉家住宅

先日の山田の帰り道で遠野の千葉家住宅の改修現場を外から眺めて来ました。茅葺屋根が見えて圧巻でした。来春竣工の様ですからお披露目が楽しみです。








2023.06.24 09:33

墨付け開始

車椅子大工の墨付けが進められています。今回は盛岡市駅西通の新築現場に向かう構造材です。刻みの若手メンバーは墨付け前の電気鉋掛けをしながら車椅子大工のサポートです。作業場上空は、雨の日もあれば青空の日も有りで、梅雨空最中です。



















2023.06.23 14:59

木の店カゴ編み教室

今年は毎週木金土の連続カゴ編み教室が開催されています。仕上げた作品はお持ち帰りされていますが、木の店で展示販売もしております。




















2023.06.23 11:48

山田の新築住宅竣工

完成時期が予定より遅れてしまいましたが、山田の新築工事竣工いたしました。素敵な木の家を写真んで御紹介させて頂きます。











































2023.06.21 12:47

普通の事

好摩の大改修現場を見ると、古材を再利用しての構造補強が成されていますが、その古材は面付き材なので、現代の新築の様に四角い材ではありませんかから、古材材と古材の繋ぎ合わせ部の光付けが難しい筈なのです。それを大工に言うと「いつもやって来た普通の事、当たり前の事」とこともなげに返答されました。
大工職人が伝統職人たる姿がこの写真に表れていると私は感じました。














2023.06.20 17:18

明日も晴れるかな

続く晴天に夕日が眩しい季節です。明日も晴れるかなと思いながら眺める景色です。でも季節は梅雨だから晴れてばかりでなくまた雨が続く日も来ることでしょう。
















2023.06.20 12:04

中ノ橋通の新築

盛岡市中ノ橋通での新築工事の地鎮祭が行われました。










2023.06.20 10:54

梅雨の中休み

梅雨の中休みの青空を撮五月晴れと云うんだそうですね・・・そうとは知らず、五月の晴れ空をそう呼ぶとばかり思っていたので、今まで間違っておりました。そこでその気持ちの良い青空と、その下で見かける裏庭の風景写真を使わせて頂きます。


















2023.06.19 14:25

墨付け準備

梅雨空の下、場内では盛岡駅西通りの新築工事の構造材の墨付け材の準備が行われています。車椅子大工が墨付けモデルに墨を打って本番の墨付けに臨む準備も進めていました。


















2023.06.19 09:39

渋民散策

先週の土曜日、カゴ編み教室で木の店の鍵を開けてから、渋民お住宅地を杖突で歩きながら散策してみました。遠くに、懐かしいピンクレディーのサースポーかなんかを応援歌にしたブラスバンドの音楽も聞こえていました。啄木の駅から初めて吊り橋を渡ったり夏草の香りに癒されながら岩手山を望み、啄木や100年前ににここで生きた人々と同じ景色を見ているとの感慨深い気持ちで歩く事が出来ましたが、空は青く暑く、一人半身麻痺で歩くには手厳しく途中で迎えを呼んでしまいました。


















2023.06.17 09:15

杢創舎木の店オブジェ

雨上がりの朝、会社は休みですが、木の店でカゴ編みワークショップが毎週開催されているので鍵を開ける為来ています。今朝は、その木の店を見渡して写したオブジェや家具類を写真でご紹介させて頂きます。入り口の看板は、書道家伊藤康子さんに書いて頂いたものです。フォトフレームの「遊」も同様に伊藤さんの書体です。宮古の佐藤コーヒー直売店から届くコーヒー豆が入った箱には何時もの楽しいメッセージが書かれています。テーブル類は展示販売だけでなくオリジナルオーダー注文を受け付けております。






















2023.06.16 17:24

構造補強勉強会

好摩の大改修現場で若手大工の勉強体験会が行われていました。勉強させようと刻みの手を止めて予定したのですが、現地では補強柱の取り付けを実際に行って手伝って貰った様です。熟練大工の方が監理者よりも仕事段取りが上手です。この写真を写したのは車椅子大工です。「改修現場で柱のホゾ差しが出来るし、渡り顎の嚙み合わせも古材でこの様に出来るなんて凄いです」と驚きのコメントでた。






2023.06.16 12:53

炭敷き込み固め

九戸村での大改修現場では、お施主様のお手配指導の下床下に備長炭の埋設とその上に粉炭を撒いて水締め固めの工事を行っています。炭が雨で濡れて困らない様にと思い、雨養生をしたのですが、こんなにも水を撒いて捏ねるとは知らず思わずで困惑しながらもお手伝いさせて頂いておりました。

床下に炭を入れることで下記のような効果が期待できるとの事です。

木炭は多孔質で吸着・放出性があり調湿効果に優れています。さらにリサイクル効果で恒久的利用できますので大変経済的です。
床下及び住居全体の湿気を除去し、結露を防ぎ、白アリ、ダニ、カビ等を防ぐ効果があり、夏涼しく、冬暖かい、健康的で快適な環境をつくります。
土台や床下の腐食を防ぎ、家屋の耐久性を向上させます。
木炭はマイナスイオンを発生します。
木炭は、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒト・トルエン等、有害物質の吸収・分解に効果を発揮します。

以上との事なので、確かにこちらのご主人と奥様は若々しく綺麗な肌艶の健康的な方々です。
















2023.06.15 10:29

明日は雨だと思った通り

昨日の夕刻の空を眺めて、明日は雨だと感じましたが、その通りの雨の日です。そんな空の下、薪割りは順調に進んでいました。写真の一箱が¥22,000の1㎥となります。ご予約注文受け付け中です。よろしくお願い申し上げます。

















2023.06.14 15:31

愛宕下カフェ

ひっそりと静かに寛ぎたい時に訪れるのは、愛宕下カフェです。この日は曇りでしたが、晴れの日も良いのですが雨でも風情があって癒されます。700円ブレンドコーヒーには必ずケーキが付いて来るのが嬉しいです。タイミング良いと雉が居るんですが、この日はそれは有りませんでした。皆さんにもお勧めはしたいのですが、あまり人が来て混雑するのも嫌なので・・・一人二人でボーッとしたい方にお勧めです。


















2023.06.14 12:32

引き続きの古民家改修の技

好摩駅近辺での古民家改修は、引き続きで当社手持ちの古材の長材を持ち込んでの構造補強工事が進みました。3間半を超える長さの古材なので、今回の現場にはとても有効でした。この後荷重受け柱を取り付けると補強工事が万全となります。現場内には、今回の建物から取り外した部材が並んでいますが、この後、建物奥の補強工事に再利用する予定です。現場は足場が組まれました。




















2023.06.13 16:26

梅雨入りの空を行く

とうとう梅雨入り宣言が出されています。そうした濡れた空を行く孤高の翼がカッコ良く写りました。












2023.06.13 09:42

古民家改修に取り組む技

現在好摩で古民家大改修に取り組んでいます。先日は、上物が残る状態の中で、耐圧盤基礎の打設が行われましたので、足元が確りと安定しました。次は、現代の2m建具高さに障害となって歩くと頭にぶつかる差し鴨居の取り外しへと工事が進みました。今回の建物は差し物が床部の敷居も鴨居にも取り付けられているとても吟味された一般民家としては素晴らしい構造体です。外す予定の差し鴨居が取り付く柱上部の2階柱が載る梁が建物の端から端へ1本もの長さの梁なので、補強すれば指物が取り外し易くて助かりました。ただ、建物が傾いているので、まず先にその傾きを直してから取り外しました。その工事を確認しながら土台を見ると、ほぞ穴のある一度どこかで使われた材を再利用しているのが見て取れました。この様に昔から木材を再利用するSDGSの感覚が日本の大工にはあったと云えます。現代でも学ぶべきところだと思います。




























2023.06.12 10:37

陽光煌めく季節

この時期の西日の強さは格別です。陽光に煌めく風景を使わせて頂きます。その日が沈む時間は物憂げな空が現れます。










2023.06.10 10:38

墨付けサポート

車椅子大工の新たな現場の墨付けが始まっています。今回は一人では大変なので、先輩大工が一緒に手分けして取り組んでいます。そして、若手も皆でサポートしながら墨が付くのを待って、手刻みに入るのを待っています。
 作業場脇の牧草地では牧草の借り入れが行われていました。




















2023.06.09 11:57

大切な事

月間購読している「岩手林業新報」の冗談版に冗談とは受け取れないとても大切なことが書かれていましたので、転載させて頂きますので、是非ともお読みください。それに合わせて当社の20代の大工が造る金輪継ぎの写真もご紹介します。これもまた、記事の中に書かれている「つなぐ」なのです。国土の木や林業と等しく、木を扱う技もまた未来へと繋ぐことがとても大切な事だと感じています。今ではこれが古い技術ではなく、新しい時代を築く為の新技術にさえなります。何せこの金輪継ぎで出来上がるのは6mの長い通し柱です。今後の林業が仮に長材を出せなくなっても(あくまでも仮にです。)大工のこの技で創り出すことが可能です。また、古材を磨いて修正した板がもたらす不思議な表情の写真も掲載しておりますが、自然の無垢の木はどこまでも持続し長く生き続けることが出来ます。そして土に還り、また次の命を育みます。それを実現可能とさせる職人技もSDGSの要です。













古民家改修中の現場です。

2023.06.08 16:45

夏は薪造り

冬に大活躍する薪は夏に頑張って造ります。夏は夏でキャンプシーズンにて、時々飛び込みでいらっしゃるお客様向けに一括り1000円の薪セットも準備して「薪直販所」に置いてあります。意外な所で薪割り台の小分け販売も300円とお手頃設定してみました。場内の奥では、薪丸太の玉切りがガンガン進んでいますが、まだまだたくさんあるので、梅雨本番が来る前にやりたいところです。



スェーデントーチは大1000円中500円小300円です。









薪割りおじさん、麦わらです。(笑)
2023.06.08 12:23

墨付け準備

 先日木材の清めが行われて、墨付けが始まりました。墨を付ける為に、自然乾燥木材の反りや捩れを修正するために、修正挽と四面鉋掛けをして構造材の墨付け準備を進めています。若手大工メンバーもこうして機械の仕組みを覚えて使える様になっていきます。




























2023.06.07 11:59

丸で夏空の日々

梅雨が来ずに夏が来たかのような青空続きです。夕日も相変わらず綺麗です。冬には獅子座が綺麗に見えた方角に獅子雲が沸いて見えました。












2023.06.06 17:52

ウッドチップ造り

おやじバンドの赤ブレザーから青いヤッケ姿に変身したオジサンがウッドチップ造のバイトしてくれました。普段は薪割りバイト中です。









この一箱が1㎥¥22,000の薪です。楢やサクラが混ざる薪棚です。






2023.06.06 12:45

手斧立て

先週の土曜日、盛岡市西通りでの新築工事構造材の木材の清め式を行いました。
木材の清め式とは、新築に使用する木材全てを準備して、墨付け刻みを行う大工が建て主様と一緒に塩とお神酒でその木材を清めて、生きとし生けるものへの感謝の気持ちを込める行いです。住まいに使われる木材の配置場所や木の生い立ち出所などの他知る限りの木の特性をもを説明しながらの清めが終わると、初の刃物入れ込みをするのがチョウナ立です。この式が行われて後に墨付け手刻みが開始されます。
















2023.06.06 09:57

朝晩の田園風景

昨日も今日もとても良い天気です。通勤路の田圃には岩手山と空が写り込む絶景が毎日表れています。その時感じるのが朝も晩も働く農家さんの姿です。今更ながら、この景色を生み出してくれているのは自然ばかりではなく働く人々のご苦労が融合されているのだと感じました。手付かずの自然の美しさも見事ですが、人々の暮らしが創り出した景色には哀愁を感じる気がしています。大切なのは、一度人の手が入ったからにはやり続けなければならないとの理です。
















2023.06.05 10:07

マルシェ無事開催

昨日は、生憎の雨でしたが、杢創舎木の店マルシェ無事開催させて頂きました。たくさんの皆様にご来場いただきまして心より御礼申し上げます。出店協力頂いた皆様及びスタッフボランティアでご協力いただけた皆様にも重ねて御礼致します。誠にありがとうございました。瓶や古民具類に古板も結構売れて無くなりました。薪割り機が一番早く売れて、5分500円10分1000円の整体コーナーが人気で、占いコーナーは行列待ちが出るほどでした。前日採れた蕨やマフィンに雑穀クッキーなど完売だったようです。主催者としては嬉しい限りでした。午前の雨も午後には上がって良い天気になっての終了でした。






























2023.06.03 14:42

明日は木の店マルシェ

いよいよ明日は、杢創舎木の店マルシェ開催日です。準備作業の風景と色々な商品木工品も並びましたので、写真でご紹介させて頂きます。







薪割り機も売ります。¥50,000



























2023.06.03 09:36

六月の空

雨が降り始める前の六月の青空には、色々な姿の雲が浮かんでいます。そして夕刻には夕焼雲に変化していくのです。それを眺められる良き月水無月です。
























2023.06.02 15:28

木の店マルシェ準備

明日は、会社が休みなので、本日日曜日開催予定の杢創舎木の店マルシェの準備を頑張りました。販売予定の品々を写真でご紹介させて頂きます。
































2023.06.02 13:07

古民具再生技術

当社塗装職人の古民具再生技術の見事さをご紹介させて頂きます。サビサビの薪竈が見事に蘇りました。







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