<< 2026年02月
新着記事
最近のコメント
月別
カテゴリ
2021.03.13 14:21

枯草の下







 続いていた晴れの日も、休息という事で小雨まじりの好摩です。まだ白っぽくなった枯草がふさふさと地面を包んでいますが、着実に春へと季節が進んでいるようです。
 本日13日、明日14日は花巻の新築の予約制完成見学会となります。ご来場される皆様、どうぞお気をつけてお越しください。(栗城)
2021.03.12 11:58

南部赤松伐採地確認

 昨日は、盛岡市米内の中津川上流の山に赴き、今年購入する赤松の伐採地を見学させて頂きました。盛岡藩家老の雑記からも、盛岡の街は長年大雨による水害に苦しんできた記録が残ります。近代になると、重機が活躍して、川底を掘り込んで改良したり、コンクリートブロックを積み上げる護岸工事で対処療法をしていますが、大正時代には、この地を購入して山に木を植えて整備する事で水害の原因を解消してきた先人の鋭い慧眼があって、正に正鵠を得る取り組みだった証が、今現在盛岡の街は水害から守られています。その木が90年育ち私たちの目の前に積み上げられているのです。この90年盛岡の街を守り、空気を造提供してくれた材でお客様の住まいをを建てさせて頂く事になりますから、心を込めて大切に扱わせて頂きたいと思います。

雪解け水が凄い勢いなので、ここを車で渡って伐採地に向かいました。



 



 伐採地は驚くほど物凄く急峻な所でした。

 説明を受けているところです。スタッフの面々にもこうして直接伐採地を見学させて、空気感を感じてもらう事は大切な事だと思います。



 この曲がりが駄目だと思って2mに切ろうとしていたそうです。我々の様に太鼓梁で使うものとしては、この位なら真直ぐに見えますから短く切らなくても大丈夫です。できるだけ育った姿のままに生かして扱わせて頂きたいものです。これが、我々が山に向かい山の人と話をする良さです。

 数十年後のここの杉は相当立派なものになっていそうですね。
2021.03.11 12:15

馬搬杉丸太到着

 馬搬の杉丸太を購入しました。4mと6mの直材です。1年前の新月に伐採されて葉枯らし乾燥された丸太です。そして、今朝は赤松の伐採現場を見学して来ましたので、明日の更新で写真をご紹介させて頂こうと思います。







 馬搬材とは人が伐り倒した丸太を馬を使って運び出した丸太の事です。

 材としての出所は遠野の国有林品です。
2021.03.10 12:47

花巻の新築住宅完成

今週末完成見学会を予定させて頂いております。花巻の新築工事の完成した雰囲気をご紹介させて頂きます。感染予防の都合上完全予約制ですが、有難くもご予約は両日共に埋まりました。また、現場は渋民の新築工事の建て方が始まりましたが、現場の足場から望む岩手山が夕日で美しくて、素敵な眺めです。それらの写真をどうぞご覧ください。










2021.03.09 11:48

好摩の裏庭

 風は冷たいですが、陽気な春の好摩の裏庭を散歩して、色々な自然の姿を写してみました。

 サンシュウユの木です。

 芽が膨らんで、黄色の花が咲きそうです。

 青空に向かい蕾の膨らみが勢い良いです。

 カサカサと羽音がするので誘われてカメラ向けたら笹の葉が光っています。

 遠くばかりでなく足元に目を向けると苔と落ち葉が絡んでいました。

 栗カッツァがありました。

 枯葉が春風にはためいていました。

 紫陽花がドライフラワーになっています。

 梅も膨らむ兆しです。絡んだ弦草の捻じれが面白いです。

 夕焼けも見られる季節です。日が長くなったのを感じます。
2021.03.08 10:54

取材日

 先週は、岩手日報さんの取材を頂きました。県産材を使用する事に関しての取材でしたので、補助金目的ではなく地球環境に良い事を優先としての取り組みですと、その内容をきちんとお伝えし、その後本物の無垢の地場材を手刻みしている作業を見て頂きました。


















2021.03.07 12:17

宮古市へ行った日

 昨日は宮古市へ行って来ました。新しい区界トンネルは本当にあっという間に区界高原をぬけますね。でもその後の道中は、まだまだ道路工事中でしたから、業者さん方の必死の苦労が感じられます。そして、前出のさとう珈琲直売所さんにも顔出しして、送っていただいた杢創舎名入りオリジナルコーヒーの御礼もさせていただきました。戻りは夕刻の夕日に染まる高松公園の空を眺めながらの一日で有りました。

 佐藤衣料店さんです。ここがさとう珈琲直売所さんとなります。

 店主の佐藤さんです。明るく会話が弾む楽しい方です。

 素敵な店内です。



 陽光に輝く閉伊川でした。

 気が付くと夕日の盛岡に戻りましたが、道路事情が良くなると更に宮古とは近くなると思います。

 高松の池と岩手山です。

 白鳥は旅立ち準備ですかね。

 この時間は良い感じになりますね。

 高松公園の空をオレンジ色に染め上げる夕日です。
2021.03.06 09:38

車庫床補強工事

昨日は、岩泉町の車庫の床補強工事現場の確認と、新規修繕打合せに行って来ました。そして、夫婦で学生時代の懐かしい道を歩き、思い出にふけって来てしまいました。とても暖かくて、春が来たのは間違いないと感じます。ただ、名残雪との可愛い名ではない、毎年の春のドカ雪が何時来るのかと気になります。

 ワカサギ釣りはまだ頑張る人が見えました。でも氷の表面に水が見えて怖い感じです。

 工事前日の準備風景です。軽量鉄骨の鍔を切り落としています。

 上のCーちゃんで車庫入り口の補強カバーを被せました。

 この車庫の床下の構造部を補強しています。

 ここが既存部の受け梁です。

 車庫床根太スパンが1間飛んでいるので、中間に受け材を補強で入れて、3尺スパンの根太間隔としたので、車荷重的には大丈夫となりました。

 庭に咲いていたのは蝋梅でした。





 清水川が雪解け水で輝いていました。





 懐かしの、かようなへの山道です。
2021.03.04 09:35

窓から見ゆる山々

すっかり春めいてきましたね。自宅の窓からは、高倉山・三角山・丸森山に秋田駒ケ岳が望めます。特に朝は、白峰に朝日が当たってとても神々しく輝きますから、春が来たぞと感じる瞬間が増えています。岩手山も同様です。
















2021.03.03 11:59

鉋掛け

 手刻みには必ず鉋を掛ける場面が付いて回ります。大工の醍醐味でもある様な気がしますが、ひと昔もふた昔も前であれば、普通に成されていたことが急速に消失してしまっている今この時でも当社の作業場では、コツコツと取り組まれています。





 鉋を掛けた槐の柱です。

 暑くて汗が出ると云いながらの半袖姿でした。

 もう直ぐ傘寿の自分の倍以上を生きる棟梁に、息を止めて一気に掛けろと気合を入れられていました。

 昔は、こんなことしてたら怒られたものだとの棟梁の厳しくも暖かき教えが生き生きと存在しています。

 さて、教えられたとおりに頑張ります。

 息を止めて一気にって思うほど簡単には出来ません・・・



 フワフワで薄削りながら、幅がもう一つと本人が申しておりました。

 これも槐の木の大黒柱です。削ろう会レベルにはまだまだこれからですが、目指して頑張ろう
2021.03.02 09:37

手刻み終盤

 渋民の新築工事の構造材の手刻みが大方で、終盤追い込みです。期限内の完了が難しいと感じた車椅子大工が、とうとう自ら車椅子に乗りながらも手道具を手にして奮闘開始です。しかも後輩の指導にも熱意を感じる場面が多々あります。今日はそうした写真の数々をご紹介いたします。
















2021.03.01 09:46

ムク杉材の抗ウイルス性確認

表題の見出しの記事がメールで届きました。九州大学農学研究所で、インフルエンザA型ウイルスを用いて杉材の抗ウイルス性に関する実験を行い、感染力を99.9%以上低下させることが確認されたそうです。杉は、黄色ブドウ球菌の培養実験で、抗菌作用が有る事が実証されてもいるとも書かれており、新型コロナウイルスと同様にエンベロープを持つインフルエンザウイルスで抗ウイルス作用が確認できたことで、新型コロナウイルスにも同様の効果が期待できる雰囲気です。自然由来の災厄に自然の無垢の杉で対応できるとしたら、凄いことですね。今後の実験の成果が世に出てくることを切望して止みません。亜寒帯地域からの大規模伐採自然破壊を行った木材を輸入して使うのを止めて、近場の山の木で家を建てるべき時代です。




 杉の調湿性と芳香が関係しているのではないかとの事です。


2021.02.28 11:26

杢創舎印象写真

 車椅子大工のバスケ仲間の写真家勉強中の女性の方が来場して、素敵な写真を写してくださいました。



 これは撮影中のところを私が隠し撮りしたものです。












2021.02.27 09:42

二月の月

月の満ち欠けは「朔望」と言われ、太陽との位置関係で決まるそうです。太陽と同じ方向にある場合が新月(朔)、反対方向にある場合が満月(望)、その間に上弦・下弦(半月)なのは皆様ご承知の事と存じます。今週の好摩の夕刻上空の月は、月齢10.3。11.3。12.3。と進むのが見えて、昨日は満月手前の月齢14.3を満月の如くに感じていましたが、暦を調べると満月は今日でスノームーンと呼ぶのだそうですね。さて、今朝の自宅の窓からは、暁月夜の満月が真正面に見えていました。

 今週月曜日の夕刻です。

 同上で、月齢10.3長潮。

 今週木曜日です。

 同上で、月齢13.3中潮

 昨日金曜日の夕刻好摩上空です。

 同上で、月齢14.3大潮・・・満月と思ってました・・・

 今朝土曜日の暁月夜満月です。

 今晩17時頃はスノームーンですね。

 月を眺めていると直ぐに月は消え、この景色となりました。
2021.02.26 11:55

感激の香り

 宮古市に当社でご自宅を建てさせて頂いた、佐藤洋品店様から当社のロゴ入りのコーヒーパックと珈琲豆が届きました。早速頂くと、事務所内がコーヒーの良い香りに包まれて感激と感謝の一入でした。



 「S」は松の木を担ぐ私澤口のイメージとの事です。これが突然届くのだから、嬉しくて感激しました。

 コーヒー好きの多い盛岡ですから、宜しければ是非宮古市の佐藤珈琲焙煎所さんもお訪ね頂けたら幸いです。素敵な店主さんとの喋りも楽しいですよ。

2021.02.25 09:27

岩泉町完成写真類

引き続きの完成写真です。岩泉の新築工事でした。

 システムキッチンを修繕再生した木製キッチンです。コンロやレンジフードに水栓金具類は新品です。

 流し台背面の収納カウンターです。

 テレビ台も造り付け家具となりました。

 勝手口の仕切り壁は、収納棚壁となりましたが、小幅板の端材を利用して造るコストパフォーマンス仕立です。

 陽当たりの良い縁側を想起させるリビング脇の土間には、ご近所さんがいらしても直ぐに腰かけてお茶できるベンチが置かれました。陽当たりが良くサンルームにもなります。勝手口に続く土間なので、色々と置ける便利な空間です。
2021.02.24 13:57

岩泉町の新築工事完成

今日の写真の数々は、昨日に引き続きで岩泉町での新築工事の完成写真です。

 和室の押入襖は、ワラスサを混ぜ込んだチャフウォールを塗布した再生建具です。押入の左横は仏壇置き場です。

 仏壇置き場の床板は、欅無垢一枚板の豪華な地板です。

 和室の高窓から、岩泉町の霊峰宇霊羅山が望めます。朝日の差し込む東窓です。

 南側の橋だし窓には雪見障子が配されました。現代には懐かしい雪見障子も再生建具です。下の写真が障子を上げてガラス戸にしたところです。

 和室はリビング脇に配置されていますから、二枚引戸を片側に引き込み寄せるとリビングと繋がり18帖の空間となります。

 引き戸を綴じると12帖のリビング6帖の和室に区切られます。板戸はやはり再生建具です。
[!
 リビングの1間半の掃き出し部分には珍しい横引雪見障子が配されています。

 横引きするとこの様に外が見える古民家からの再生建具です。

 ダイニングテーブルは欅無垢で造らせて頂きました。
2021.02.23 11:05

岩泉町の新築工事完成お引渡し

21日日曜日は、岩泉町の新築工事の完成お引渡しをさせていただきました。まるで春の様に暖かくて2月とは思えない陽気でした。私たち夫婦の故郷岩泉に新築住宅を建てさせて頂けたこの思いは身も心も晴れやかで嬉しく気持ちそのものが暖かな日曜でした。

 2階の多目的スペースに差し込む太陽の温もりは抜群です。ここの窓から、川向の公園が望めます。

 この通りで、寝雪がすっかり解けています。

 若手大工初手加工の無垢雑木板カウンターは蟻桟でした。

 階段に明るさを届けたいとの設計担当の話から、古民家で外した意匠的なガラス戸を取り付けてみましたが、ガラス部分は取り外し可能です。

 2階には個室が三部屋配置されていますが、どの部からも眺めが良くて癒されます。

 長閑で、気持ち良い風が吹き渡る所です。

 収納扉は、古い障子に羽目板を張り込んだ再生建具です。
2021.02.20 09:48

手道具類

 現在の当社作業場は、大工の手刻みの熱気が充満しています。その横で墨付けを進める車椅子大工の色々なバカ棒含めて手道具を卯使う作業写真と共にご紹介させて頂きます。

 渡り顎で組む構造なので、梁同士の高さに段差が生じますから、そこをはじめから計画して墨付けを進めます。それが無いと途中で訳が分からなくなってしまいます。とても重要な定規を造る事も墨付けの要諦です。

 鑿と玄翁は大工の手道具として一番かもしれませんね。

 これを持たない大工は一人も居ません。

 そしてやはり鉋です。手道具は使う事が本当に大切です。

 光付けには指金!曲り尺とも差し矩とも矩尺とも様々な呼称があります。
 無くてはならない特別な手道具ですね。

 墨付け大工のみならず、刻み大工も指矩を使い加工墨を付ける場面があります。車椅子大工は必ず寄り添い見詰めています。



 疑問あれば聴くの姿です。次第に若手も墨付けが出来る様になる道筋ですね。

 車椅子大工も手道具を扱います。この他にももっといろいろありますが、またの機会にさせて頂きたいと思います。

2021.02.19 12:31

槐柱

 昨日に引き続き車椅子大工の槐柱墨付けです。曲がり材に墨を打つには、真っすぐに張った糸が役立ちます。これを水糸と呼んでいます。そして、柱の上下の芯に取り付けた板で曲がり材の芯を見通しますから、どんな曲がり材でも墨付けは可能です。大工に限らず、基礎工事や左官工事でも水平を見る際に役立つのが水糸です。建築に欠かせない道具の一つですね。

 柱の向きを悩んでいるとの相談を受けて見に来て、打ち合わせました。その際に、「社長も動かしますか」とけしかけられて、右手で大黒柱を回し込み無事動かしました。障碍者同士競い合う日々です。




<<前へ  126 | 127 | 128 | 129 | 130  >>次へ