<< 2021年01月
新着記事
最近のコメント
月別
カテゴリ
2020.12.10 09:21

木造り

 墨付け刻みが進む岩清水の新築現場の構造材準備作業は、タイコ梁のナグリ、木造りに取り組んでいました。三人揃ってのマサカリでのナグリやチョウナでのハツリ込みを見ると、まるで平安絵巻そのものにも見えてしまいました。宮大工の木を見抜くには遥かに及ばずとも、民家住宅の中にも木を生きたままの姿で生活の中に生かしきる伝統の技が受け継がれて来ました。当社ではこうして日常の仕事の中に継続させています。それこそが、自然への敬意とご先祖様への感謝の気持ちです。
















2020.12.09 12:47

リース造

 12月に入り、クリスマスムードが出てきますが、その辺の山や公園で自然の中から採れるものでもリース造りが出来ます。

 木のお店の扉に飾りました。

 柳平水辺公園で松ぼっくりを拾いながら、散策を楽しみました。











 日曜日、誰も居ない静かな事務所です。もみの木の枝は裏の通路の木からいただきました。





2020.12.08 10:53

車椅子大工の木組み計画

木造軸組構造は木組みの計画がとても重要です。その木組み計画を担うのが車椅子大工の大和田洋平です。当初は、機械的平面的な感覚でのCAD図でしたが最近は構造の上がり下がりを脳裏に映像化できるスケッチをガンガン書いて木組みに取り組んでいます。昨日は、車椅子左官でしたが、今日は木組み計画を行う車椅子設計大工の紹介です。

 下の図が当初イメージしたものですが、階段の上がり口高さとの兼ね合いを考慮して、上に図に計画変更したいとの相談でした。差し込んだ梁の柄は鼻栓で左右対称に並びます。この段階で意匠性も考慮したいので、家の構造全体が杢創舎デザインとなります。

 地震荷重の流れを話しながら、計画構造の説明をしています。機械プレカットとの気持ちの込め方の相違がここにあります。
2020.12.07 09:45

車椅子大工のコテ均し

駐車場が大きく窪んでしまったので、コンクリートを流し込んで応急処置をしていたのですが、そこに車椅子大工が来て、健常者から左官コテをバトンタッチして撫でていました・・・私はこの様子を事務所から静かに見ていての隠し撮りです。

 最初は、何が始まるのかといった感じで見ジット見ていた車椅子大工です。

 黙って見ていられなくなったのか、スコップでコンクリート面を叩き出しました。

 いよいよ車椅子に乗ったまま左官コテを手に均し始めました。



 人間の可能性を日々見せつけてくれる車椅子大工です。

 綺麗に均し上げて満足したのか?しばらくこの状態でコンクリート面に見入っていました。聞くと、日差しが暖かく気持ちいのでここにいたとの事です。
2020.12.06 14:12

リノベーション現場取材

現在茅町の古民家リノベーションの工事をさせていただいておりますが、3日岩手めんこいテレビさんの取材がありました。



 工事現場の向かいには同じく昨年大改修工事させて頂いた「クレアルチェ」様があるので、古民家のオーナー様も同じと云う事もありまして、完成形の参考としてなのか?取材の趣旨に照らしてかともおもわれますが、同時に撮影取材されていました。

 現在工事中の現場は、取り外し工事が進み痛んでいる部分が露わになりましたので、構造補強工事や基礎補強工事が次に行われて行く予定です。ここが、上記写真の様に新築と遜色なく、しかも古き時代の風情をも残してリノベーションされます。
2020.12.05 09:41

岩手山と月そして漆の木

 今朝の岩手山の山頂上空には月が見えました。今月は木星と土星と月が並ぶ天体ショウも見られるそうですね。それと、姫神山に抱かれる好摩の当社土場には漆の木が届きました。









 漆掻きをした痕からはまだ漆が滴るので、触ってはいけません。このまま五年位ほっといて乾くのを待ち製材して、引き出しの鏡板などの板を取りたいと考えています。通常だと、伐採されて山に放置されてしまう漆の木を何かに活用できないだろうかとの試みです。
2020.12.04 12:56

手刻み実習

 作業場を歩くと、若手の仕事振りや手刻み風景が見られて、活気ある場内に元気を貰っています。











 光付けのコツも学びます。

 なれない内容には、即座に墨付け大工が寄り添い教えていました。

 その雰囲気と大切そうな内容と感じて、もう一人も横に来て聞いています。こうして一致団結して手刻みが行われています。

 色々な仕口が並んでいますが、自分たちで考え出したものは一つもなく、全て数百年か数千年前から職人が作って来た手業を引き継ぎ真似て覚えているものです。ここに伝統の継承が成されていると云っても間違いはないと思います。

 岩泉の新築現場から好摩に来て造作加工をしています。自分たちが取り付ける場所を測り、自分たちで加工して取り付けもする予定です。構造躯体の手刻みだけでなく、造作工事も無垢の木を相手の大工の技術上達には欠かせない所ですね。
2020.12.03 10:09

欅カウンター取り付け工事

 渋民の久太屋様に欅カウンターをご依頼いただきまして、昨日納品させて頂きました。当社は工務店ではありますが、この様に無垢の木で造る物であれば、家具やカトラリーでもお請けさせて頂いております。

 2台並べると一枚板の連結に見えます。下の写真は創作風景です。

 同じ丸太から採れた材なのでお揃いになります。

 このサイズでのアラレ組です。

 鑿で最終調整してます。

 ピタッとはめ込んで行きます。

 綺麗に組み上がりました。

 磨き応援入ります。

 お店に納品させて頂きました。写真右奥の波板張りの壁は、前回納品させて頂いた可動箱棚の背面です。

 そして、受付カウンターのところに、鞄置き場も造らせて頂きました。
2020.12.02 13:01

11月の満月

 暦は師走12月に入ってしまいましたが、写真は11月末の満月ビーバームーンです。夕刻好摩上空にひと際明るく輝く満月を見たのですが、その翌朝自宅の西側の窓真正面にも満月が見えて二日連続で天空の見事な輝きを望めました。

 11月30日の好摩上空です。



12月1日の自宅の朝です。
2020.12.01 10:07

構造木材の清め

 岩清水の新築現場に使用させて頂く構造木材の清めのお参りをさせて頂きました。これは、墨付け刻みを行う大工が建て主さんと共に生きとし生けるものへの感謝の気持ちを捧げる儀式です。その際に、家に使われる木材がどこの山から伐り出されたものだとか、植えられた由来など木が生きて来たその歴史をお伝えするのが私の大切な役どころとなります。大自然の恵みに感謝の思いを深めるとても大切な儀式だと思います。本当は刻み始める前に行いたいものですが、時代の流れに即しながら行う事に重きをおいてさせていただいております。

 樹齢85年の南部赤松は、盛岡市を85年水害から守ってくれましたが、この後お施主様の住まいを生きた年月以上に守り続けてくれる筈です。その間にまた山が再生循環するのですから素晴らしい環境共生住宅となります。

 杉は宮古の重茂半島から届いた自然乾燥の住む人に優しい良材です。親子二人で働き続けて船材を製材していた歴史のある地域に根差した製材所です。昨今激減するこうした製材所を守るためにも木の家が広がって欲しいと思います。

 ここに見える木材全てがお客様のお住まいの構造躯体となりますから、凄い量です。

 清め後は、手斧裁てのお手本を大工が行います。

 引き続き建て主さんにしていただきました。
1 | 2 | 3 | 4 | 5  >>次へ