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2020.07.31 11:37

諸々

自主リハビリのつもりで好摩の作業場場内を歩くと、色々な光景を目にします。

 梅雨明け近く感じる日々ですが、まだ雨雲が見えますね・・・

 盆踊り大会が出来そうな雰囲気ですが、岩手もついに感染者が出てしまいましたから、自粛ムード全開です。

 茅葺職人さんに取り置きの茅を差し上げました。

 颯爽と走り去りましたが、何でも旭岡山神社の神門の茅葺屋根の葺き替えに使ってくださるそうです。

 アールの天井の下地板を製作中でした。

 保育園の新築現場の天井との事です。

 好摩ではなく、自宅リハビリの感染対策の重装備風景です。岩手がこれまで感染者ゼロだったのは、こうした意識が高いからだと思われます。
2020.07.30 11:45

巣立ち

昨日、ヒヨドリの雛は無事巣立ったようです。と云うか、覗いた私を見て驚いて、羽ばたいて飛び立ちました。でも、上手く飛べずに地面に舞い降りたのを見たのですが、見ていると、親鳥がなにかを叫びながら私と雛の間に飛んで来て、子を守り、危険人物の私に攻撃を仕掛けようとしているかの様でしたので、直ぐに退散しました。

 高い所から見守る親鳥です。

五羽のうち二羽が飛び立ちました。

 残りの三羽も羽毛が生えています。

 無事全て巣立ちましたね。

 自宅の猫もヒヨドリの鳴き声に反応しています。



 何と、中笹間の大改修現場には、ツバメの家族が居て現場内を自由に飛んでいました・・・
2020.07.29 11:38

川留め神社例大祭

 昨日は毎年恒例の川留め神社の例大祭でした。専務と二人で、参拝させて頂きましたが、新型コロナウィルス感染症対策の為、祭事は密やかに行われるとの事で、何時ものイベントも中止されてひっそりととした境内でした。でも昨日の大雨で、中津川の水位は上がり、水流の勢いも急流で、息をのむ怖さを感じてしまいました。100年間の記録では、盛岡市が水害に苦しむ歴史が刻まれています。それを防ごうと上流に植えられた赤松を毎年購入させて頂いて、住まい造りをさせていただいておりますので、拝まない訳には行かないとの気持ちになります。拝んだ後、山主さんの社屋を訪ねて、初穂料をお収めさせて頂き、お札を手にしながら伐採担当の方と面談して、今年も赤松を購入させて頂ける事になりました。願いが直ぐに形になるなんて、とても縁起が良く有難いことですね。












2020.07.28 11:28

小岩井ロード

今日も雨ですね・・・写真は先日通った小岩井農場の道路脇の風景です。コロナ過の影響で観光客はまばらで寂しくも緑は深々と茂っています。












2020.07.27 09:31

ヒヨドリの経過

 夜半からの雨も上がって、外ではヒーヨヒーヨの鳴き声が聞こえたので、カメラを向けるとつがいの親鳥が盛んに人間を警戒している様に感じました。雛は、毛が生えて来て、目も開き気味なのも居て、順調に育っている雰囲気です。安心して嬉しくなりますが、親鳥の方は人間が巣の傍にいると気が気でないと思うので、そっと離れて今後も近づかない様にしたいと思います。今は雨も降っていませんが、午後からは大雨になるかもしれません。でも巣の上には太陽熱温水パネルがあって、笠になるので心配ないと思われます。もしかして、それを見越してここに巣造りしたとすれば、賢いですね。






2020.07.26 09:43

移動製材見学

 今では懐かしい移動式製材の見学をして来ました。チェンソー式をイメージしていたので、丸鋸式で、丸太を人が押して製材する方式のものでした。これは重くてとても大変だっただろうなと思い、なので、時代は台車式に変遷していくのだなぁと感慨深い気持ちで眺めて来ました。しかし、写真の通りの山懐に抱かれるところで、伐採した丸太をその場で直に製材するのは搬送を考えてもとても効率の良い事だったのでしょうね。人々が山と共に有ってその恩恵を得ていた時代の名残なのだと感じました。どんなに時代が移り変わろうとも、自然との関りは断ち切れないのが私たち人間です。今日もまた雨が降り、コロナ過も増え行く数字が止まない雨の様です。でも、明けない夜は無く、縄文もいつしか遺跡の中に土器を留め、武士の世も新しき時代に国を開き、戦火にまみれた散血の涙を拭い数々の復興を遂げて今ある国々の姿を今一度見詰めて次ぐ世に正しき在り様を明なにしながら雨止むを祈りたいものです。

川の向こうは姉帯城跡との事です。

















 こんなふうにして製材していたとの事です。
2020.07.25 09:11

休日の過ごし方

 会社は休みでも、好摩の裏庭に山羊と犬を飼っているので、休めずに餌やりに来ています。なので、杢創舎日記もほぼ休まず、年中毎日書いてしまいます。専務は、板倉で樹皮編みの樹皮集めに懸命です。今日の写真はその風景を使わせて頂きます。



















 上記の板倉内部の写真はここに座って本を読みながら写したものです。
2020.07.24 11:15

 今日も夏日ですね。写真は昨日の午後の夏空と、昨日の夕空です。昨日の夕刻は、夕涼みのつもりでデッキにテーブルを置いて、缶ビールと少しのおつまみで寛ぎましたが、一瞬にして夕立ちの襲来を受けてしまいました。すぐ近所でもババキューをしていたご家族の「雨だー」の声が聞こえました。雨が降る前に偶然写したヒヨドリのくちばしには虫らしきものが見えたので、きちんと子育てしていると安心しました。
















2020.07.23 12:31

海の日

 今日は海の日祝日ですね。オリンピックは延期ですが、明日はスポーツの日で祝日なので、当社も連休です。日本列島にはまだ雨雲の掛かる地域がありますが、今日の岩手盛岡は突き抜けるほどの青空で気持ちの良い好天です。静かな筈の好摩ですが、木のお店には突然のご来客様がいらして、元気な子供たちが木っ端を手にして歓声を上げていました。夏休みシーズンです。自由研究の工作などお考えの皆様には最適な木っ端がたくさんありますので、どうぞみにいらしてくださいね。





 この箱が宝箱です。

 蓋を開けるとヒバの良い香りがします。そしてこんなにたくさんの形の木っ端が入っているのです。アイデア次第で何でも作れると思います。

 こんなのも入っています。百円~千円程度の寄付予算をお考えいただければ幸いです。





 磨くと綺麗になりますし、追加料金で、そうした道具の貸し出しやお手伝いもします。
2020.07.22 11:37

全卵孵化

性懲りもなく今朝も巣を覗くと、残りの二つの卵も無事孵化して五羽の雛が生まれていました。そっと写したつもりが、巣のどこかに触れたらしく、一斉に起きてエサくれの口パクとなってしまいました。ごめんごめんと云いながら離れると、親鳥らしきのが公園方向に飛んでいくのが見えましたから、虫でも取りに向かったのだと思われます。頑張れ子育て!と心の中で叫びましたね。




2020.07.21 10:42

雛誕生

 ここ数日、まだかまだかと、巣の方向を覗くと、卵を温めている親鳥が息を殺して、警戒し、気配を探る様子が見て取れました。ところが昨日仕事を終えて自宅に戻ると、親鳥の姿が見えません、そこでこっそりと巣を覗くと、可愛い雛が生まれていました。待ちに待ちたる待望の誕生です。でも、鳴かないんですね。親鳥は多分エサを探しに行ってるのだと思われました。我々も刺激せずにそっと見守りたいと思います。




2020.07.20 09:26

天空の刹那を垣間見た日々

 昨日の土砂降りは凄かったですね。偶然高松小学校前の道路を通過中だったのですが、道路側溝で処理しきれない雨水が、道路側溝から湧き上がる様に溢れていました。天空の時折見せる表情の変遷が正に刹那的で、それを垣間見る日々が続いている様に感じます。












2020.07.18 09:21

古民具棚再生

 昨日は障子貼りでしたが、静かな作業場では、古民具の棚の修繕再生も行われていました。外れそうな裏板は元々木の釘で止められていたもので、修復にあたっては同様に木の釘を造って打ち止めました。写真はその修繕風景です。

 外れそうな裏板

 木の釘で止め直したところ

 茶道具だっでしょうか?扉が片方無くなって1枚しかありませんでした。









 扉を似たように造りました。木の引手も同様です。

 塗装職人のアドバイスをもらって古色仕上げしています。







 サプライズの木のコースター

 このまま木のお店に展示したいのですが、本日ご購入者様にお届けさせて頂きます。でも、また新たに同じものを製作して置いときたいと思います。


2020.07.17 12:10

静かなる作業場

 ひと頃は、新築工事の刻みで賑やかな作業場でしたが、建て込みが始まると、一斉に人が居なくなって、とても静かな空間の中で、ただ一人障子の張替えをしている姿がありました。










2020.07.16 07:57

大更上棟式

 昨日は、快晴とまでは行きませんでしたが、朝の雨もなんとか上がって無事大更の上棟式が執り行われました。棟札を書いた私が祝詞を奏上し、墨付けした車椅子大工の大和田洋平も参列し、手刻みの先達大工の高橋筆頭に、実際に刻んだ若手の面々と当日応援で屋根工事を進めたやはり若手20代大工の勢揃いの晴れ晴れしくも素晴らしい上棟式でした。この様な機会を頂けたお施主様に心より感謝御礼申し上げます。現場は、中央に大屋根を支える大きな通し柱が立ち、真ん中には四方から梁材が車知栓継ぎで差し込まれて、柱頭には隅木が掛け込まれて、その隅木から放射状に垂木が現れてまるで一本の木が建物を包み込む様な構造です。正にプラン作成時からのイメージ通りでした。正に大工冥利設計冥利の瞬間でありました。










2020.07.15 12:06

花巻おもちゃ美術館

 岩泉の明日の林業を考える会の視察研修に会員の私たちも参加して、花巻おもちゃ美術館を見学して来ました。子供たちがここに来たら大はしゃぎすると思いますが、大人でも十分楽しめます。写真には、視察研修に参加した岩泉町の面々が写りますが、岩泉明日の林業を考える素敵な方々です。7月20日オープンです。マルカン大食堂も大賑わいでしたよ・・・
















2020.07.14 10:15

タイコ梁選定

 雲が広がる好摩の空ですが、陽を感じる外のほうがなんとなく過ごしやすいです。さて、少ない梅雨の晴れ間を使って、岩泉の新築のタイコ梁の選定を行行われています。一本いっぽん適所へと決まっていきます。外に出された赤松のタイコ梁は大きさも圧巻です。(栗城)



2020.07.13 09:13

木のロザリオ

先週の土曜日木のお店にご来客の方が、知人が愛猫を亡くして悲しんでいるので、祈りのロザリオを造って差し上げたいとの事でしたので、ご自身で十字に組んで造るのは難しいので、当方で造り、サンドペーパーで磨くところだけやり方を教えさせて頂きました。そうして、ご自身で磨いてその日のうちにお持ち帰られました。お知り合いの方の心が癒されますことをお祈りさせて頂きます。



2020.07.12 13:31

隅木

大更の新築現場は、上棟してからは雨の晴れ間を狙っての屋根工事となっていますから、思う様に進める事が叶わずに難儀しております。ただ、現場では大工の手刻みによる見応えのある木組みが誇らしく堂々としている様に見受けられます。特に隅木は、捩じ組で組まれた受け母屋の十字組の上に綺麗に載せられています。こうした納めに関しても。我々が考え出したものではなく、長年に渡って伝え来られた大工の伝統的木組みであって、昔の先輩大工さん達が編み出した技術なのです。私たちはそれ学び、その通りに真似ているのです。ここに伝統の継承と云う道筋の方向性が見出せるものだと思います。












2020.07.11 09:47

木の家は人を健康にする

 創業時から、地元の山の木を使う本物の木の家造りを徹底して来ました。20年前の創業時は、断熱不足によるヒートショックでの健康被害に目を向けて、高断熱高気密の家造りによる健康住宅を伝統的な木組みと職人の手業で造る、古来の技と現代の技術を融合させると銘打って声を挙げ続けて来ました。そうした中、無垢材や塗り壁の家は健康に良い筈だと思っても明確に科学的根拠が示されることも少なく、ただただ思いの丈を募らせ続けていたのですが、杉の木の板に囲まれた空間の中で人は、リラックス出来て、良く眠れる。夜中にトイレに起きる事が少なくなった、科学物質が軽減してシックハウス対策になる。ストレスの軽減に繋がるとの資料が雑誌に載せられていたので、これは凄く良い資料だと嬉しくなりました。是非皆様木の家の中で暮らす健康的な幸せを感じ得る日常を手に入れてみませんか。そこには外材ではなく地域の近場の山の木を使う様にしていただければ、山の再生維持管理に繋がります。地球温暖化防止対策にもなって、昨今の大雨抑止にもなる筈です。人間生活を激変させることが難しいなら、その代わりに国土の自然環境を守り育てる事に力を注げばどうでしょうか。

 当社の木組み構造表しの住宅です。







 上記の記事はこの季刊地域に載っています。


 造り付けの流し台や棚も自社制作品です。天井は地杉の羽目板。
2020.07.10 11:55

ヒヨドリ

自宅の庭木に造られた鳥の巣はヒヨドリの様です。卵が五個に増えて、親鳥が来て温めていました。ネットで調べると縁起も良いとの事なのですが、何か良い事あれば良いですね・・・ちょっとでも人の気配を感じると一気に飛び立って行くので、縁起もそうでなければいいなぁーと思いながら気配を消して抜き足差し足しています。







 猫もヒーヨヒーヨの鳴き声が気になるらしく、窓辺に陣取っています。
2020.07.09 10:12

不思議な置物

 昨日の朝会社に来ると私の仕事部屋の入り口にこれはなんだ?と思う不思議な木の置物が置かれていました。数日前に塗装職人に、昔の糸巻きらしきものを手渡してこれ何かに出来るかなと相談した事を思い出したので、古民具の再生品だと理解できました。木の筒の中には水を溜めれる様になっていたので、花瓶をイメージした様です。専務が早速庭の草花を摘んできて花を生けてました。木で出来た古民具は捨てずに活かせるので本当に良いものですね。しかも色艶も良く素敵になるのは、長年の年月の味と云うべきかと思われます。それと、古びたものを磨いて綺麗にする塗装職人の技術もその心あればこそと特筆したいと思います。








2020.07.08 11:50

雨の庭

大雨ではないものの、湿度ねっとりと包み込むように降る雨に濡らされた裏庭にひっそりと咲く花々に目線を向けてみました。意外と濡れた穂先を持ち上げようと頑張る雑草にこそ惹かれる心が自分には有る様です。












2020.07.07 12:22

大更の建て方

 手刻みした面々による建て方が進みました。日本列島が雨雲で覆われているのに、大更では雨が降らず、無事棟上げ出来ました。災害が多発生しているので、喜べませんが、手刻みの木組みの構造が組み上がる様を見て何時もに増して感動と確かな手応えを感じました。





 私も右手で通し柱を押して手伝いました。カケヤで叩くだけだと柱が反動で戻るので、手で押さえてあげると自然とホゾが入り込んでいくのです。大工さんからゴットハンドと云われましたよー笑





 7寸角の通し柱に差し込まれた車知栓継ぎの梁が楔締めされて美しく強固です。これを四方差しと云いますね。

 わたしたちはこれを担ぎと呼びますが、大きな梁を柱で受けるには間取りに制約が生じてしまいますから、受け梁を設けて柱の配置に自由度を設ける事が出来ます。しかも受け梁は柱に差し込んで更にその柱ホゾに抑えの梁を載せて固めるので、木構造の醍醐味です。
2020.07.06 09:35

動物シリーズ

 今日もまた、動物シリーズとさせていただきます。昨日の日曜日、何時もの犬と山羊の世話に来たら、このところどこかに出掛けて1か月以上もご無沙汰だった猫が久しぶりに遊びに来ていました。そして、犬の散歩に付き合って一緒に遊んで行きました。










2020.07.05 12:47

自宅庭の出来事

盛岡市上田堤の自宅の庭木に何かの鳥が巣を作っていました。そして卵がありますが、親鳥の姿は見当たりませんでした。この所、狐や熊と動物の写真が続きましたので、今日は鳥の巣です。こうして身近に自然の中で暮らす生きものと出会える程に我々の住むこの地は豊かな所なのだなぁーと感じる次第です。そして、私たち人間も自然の一部なのだから、自然の一員としてそれらしく自然の中に溶け込む様に暮らしたいものです。悲しいかな今年も豪雨災害が聞こえてきました。一晩明けて点けたテレビの災害映像に切なくなるばかりです。雨の季節、庭の紫陽花は綺麗に咲いています。




2020.07.04 07:52

柱建て

 前日に虹が出たので、昔から虹の出た翌日は晴れの言い伝え通りの梅雨の晴れ間での柱建てが進められた大更の新築現場です。好摩では、車椅子大工が次なる岩泉の新築工事の墨み付けに取り組んでいます。この様に繰り返される伝統的手仕事の継続こそが伝統の継承への高みに向かう姿だと私は考えています。加えて書くと、土台は宮古の製材所で製材された青森ヒバ材です。日本の国土で育った材を樹種に応じて適材個所に使用することは、輸入材や工場製造材を使うよりも地球温暖化促進防止対策として有効だと思います。まして、それを地域の製材工場から購入して、激減する製材所を守ることも、近場の山の管理へと繋がり、工務店が地域を守る術だと思うのです。墨付け以降の写真は、岩泉の新築工事現場の管理で現場に行った後で写された道路端のクマの親子です何と・・・

 足場は翌日には組まれる予定です。

 内部足場もこの後組まれました。














2020.07.03 11:31

文月の虹

 7月は和名で文月ですが、昨日は梅雨の晴れ間に自然が書いた手紙の様な絵になる美しい虹が架かりました。写真に上手く写せませんでしたが、月の上にも虹が架かって何か良い事ありそうな二日の夕刻でした。

 虹と太陽は繋がっていますね。

 雲の中に虹があるように見えました。

 美しく立ち上がる虹柱です。

 虹が二重に見えます。

 虹が二重なので、太陽はどうなっているのかと振り返っても特に変わりなく・・・

 月のこの右横に虹柱が出て、月雲の上にアーチが見えたのですが、上手く写せませんでした。

 今日はとても好天です。
2020.07.02 12:27

岩手山神社

今日はリビリセンターでの診察予約日でした。診察後は岩手山神社に参拝して湧水を飲んでから出社しました。その会社までの道中に、柳沢地区を通るのですが、可愛いい狐の子と遭遇しました。車を見ても逃げずにキョトンとしているので、車の窓ガラス越しに写しました。









 茅の輪を潜れるかと思ったのですが、外されてましたね。






2020.07.01 11:39

刻み完了の日

 大更の建て方予定は来週なので、刻みも大方完了です。その完了日は柱の仕上げなどが取り組まれていました。大更の建て方が進めば、次は岩泉の新築工事の墨付けと刻みが始まります。この様に次から次に墨付け刻みを行う事で若き世代の大工は木を扱う術を体に沁み込む様に身に付けて行きます。

 外部柱は角を落として八角形に仕上がりましたが、柱の受け金具が〇なので、柱脚は丸く加工されています。

 金物に合わせた微調整が続けられていますが、こうした時の手道具は繊細です。



 太鼓梁に立つ小屋束の微調整も最終局面です。





 左が杉の無節の柾目で右は比婆の無節です。どちらも綺麗ですが、樹種によってはこんなにも違いが明確です。

 杉7寸角の大黒柱は通し柱仕様の無節で綺麗な馬搬材です。



 今年入社の新人と一緒に教えながら刻んだ2年目大工たちです。
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