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2020.08.31 09:40

刻みの手ほどき

 木材の清め手斧立て後には、刻み再開しましたが、車椅子大工の大和田洋平が、新人大工に対し懇切丁寧な手ほどき説明をする姿が見られましたが、切なさを感じる瞬間でした。共に働く若い大工がこの姿を見て、何かを感じてくれるものと私は思います。











 前回書いた南部赤松の板を合わせ剥ぎして幅80センチの板を作っているところです。

 この通りにとても綺麗な幅広の板が出来ましたので、板は保育園の現場に向かいます。

 清めの儀式では、マサカリとチョウナも清めさせて頂きました。
2020.08.30 12:35

構造木材の清め

 昨日は大安吉日にて、岩泉の新築工事の構造木材の清めと手斧立ての儀式を
執り行わせて頂きました。この清めは、お施主様をお招きして、ご自宅に使わせて頂く木材の全てをご説明しながら、塩とお神酒で清める儀式です。自然の無垢の木なので、生きとし生けるもの全てへの感謝と御礼を心を籠めるものであり、山に木があればこその事であり、ご先祖が植えて育てたご恩を識る良い機会として値します。最後に私が手斧を扱うお手本役をさせていただき、施主さまに、手斧裁てを実際に行っていただきました。

 お参りの先達は墨付けをした車椅子大工が行います。私は、司会進行役です。

本当は、刻み始める前に行うものですが、現代はそうした余裕のない時代なので、既に土台や桁類の加工が進んで、出来上がっています。なので、刻みメンバーや搬送に製材した人たちも清めに参列しています。

 お神酒は車椅子大工が担当しました。清めているのは南部赤松の太古梁です。墨付け刻みはこれからとなりますが、マサカリやチョウナで昔ながらにハツリます。

 塩で清めるのは施主さまです。ここにある大量の木材全てが岩手県産材で全てご自宅に使われる事を知り驚かれていました。そして、とても喜んでいただきました。

 私は共に歩きながら、車椅子大工の説明の補足をさせていただきました。柱の上下の観方として、節の年輪の向きなど時に応じて、説明内容が沢山あるものですね。

 古材の床柱の再利用もあるので、確りと清めさせて頂きました。

 出所の確りとした桑の木の古材です。

 槐の木を手斧裁て。左半身麻痺ですが、なんとかこうして持って振り下ろすことが出来る様になりました。

 施主さまのこの姿、平安絵巻みたいですね。初めてにしては上手に出来ていました。槐の木2本とその横には欅の大黒柱9寸角です。10月上棟予定です。

2020.08.29 09:32

8月葉月の景色

 8月も後半になってしまいましたが、厳しい残暑の続く岩手盛岡の好摩です。その好摩の葉月後半の風景です。

 稲穂も黄金色近くなり、首を垂れ始めています。

 一番星見っけた! 

 シルエットが出るころには真っ赤な夕焼けを期待できそうな気がします。

 今年は、真っ赤な夕焼けをまだ見れていません・・・

 山はどこから見ても山の本質は変わりません。

 朝の雲に包まれる山。姿は見えねども、そこに厳として有るのは分かります。
自然とはそうしたものを教えてくれます。

 紛れの無い飛行機です。ジブリに出て来るタイプかな

 月と飛行機、拡大して写そうとしたら見えなくなりました・・・
2020.08.28 13:00

経年変化

 せんじつ、浄法寺でも打ち合わせがあって、八幡平市鹿角街道を走りその街道沿いで3年前に大改修工事をさせていただいたお客様のお住まいにお伺いさせて頂てきました。「とっても涼しくて皆から驚かれる。床やテーブルが磨いたようになったから見て行って」と喜んでいただきました。写真は宿場町も無垢の家も経年変化した様子です。

 ついついレトロな雰囲気の建物にカメラを向けてしまいます。







 この他にも、まだまだ気になる建物が沢山ありました。

 超庇久し振りのご訪問です。写真には写りませんが、既存住宅の面影は左側に残るも、真正面と右側が大改修させていただいた部分です。街道でも目立つ存在です。

 この日30度越えの岩手県内でしたが、本当に涼しかったです。

 ナラ無垢の床です。歩くだけで、こんなに輝きます。と云うか、お客様綺麗に暮らして頂いているのですよね。

 テーブルもピッカピカでした。無塗装で、時々の水拭き乾拭きだけでこうなります。やはりお客様のお手入れが素晴らしいと感じます。
2020.08.27 09:58

ウッドデッキの一時

 暑い夏の日曜日夕刻、我が家のウッドデッキでジンギスカンとビールで外での夕食をして楽しみました。住まいに外との繋がりがあると家での暮らしに面白さが加わると思います。

 炭で火起こしは大変なので、カセットコンロが便利でした。

 我が家のウッドデッキは駐車場の屋根になっているので、高い所にあり、台所の横なのが便利です。

 月と山に帰る烏の群れ

 真っ暗になるのが早いのですが、涼しくて過ごし易い時間です。虫も来ないし・・・
2020.08.26 14:28

松任谷由美は「やさしさに包まれたなら」で「目に映る全ての物はメッセージ」と云いました。今日の写真は昨日の好摩から見上げた空の写真です。飛行機は飛行機雲が出る時と出ない時があるんですね。宇宙ステーションかと思い写してから調べたら違いました・・・



 この時何か光るものを感じてなんだなんだと探すと飛行物体を見つけました。





 これならすぐに飛行機雲だと解るのですが、先のだと音もなく、飛行機雲も無くだったので、何だろうと訝しく思いました。



 この横を飛べば絵になるのにと思いカメラを向けましたが方向違いでした。


 月は早々と夕焼雲に包まれて行きました。



 最近日暮れが早くて寂しくなりました。もう、秋ですね。
2020.08.25 09:48

好摩の夏景色

 夏と云えば青い空と湧き上がる雲と夕焼けを感じます。昨年までは、子供の頃に感じた夏が無くなり季節が変わったと思っていましたが、今年は戻りましたね・・・ただ、極端すぎます。そして今日もまた暑くなりそうですね。月もまた夏の夜空に存在感を増しています。今日はそうした写真の数々を使わせて頂きます。
















2020.08.24 10:03

手刻みの風景

 今現在、岩泉町の新築工事現場の構造材の手刻みが進んでいます。前出の製材所の社長さんが手刻み風景を見て「だいぶ前に、林業関係の代表が集成材が出て来た頃に、これは職人が居なくなる大変な事だと云ってたが、本当にそうなったが、ここは未だにわけえのが手刻みしいてほんにいいなぁー」と感慨深げに話してくれました。古き良き時代を織る傘寿の好々爺の笑顔に癒され、目の奥に光る寂し気な様子と言葉に憂いを感じました。今日の写真は、岩手の山々に木を植えて育てて頂いた先人のご苦労あってできる事なのです。深い感謝の思いをせねばならないと感じます。






























2020.08.23 12:17

南部赤松管理良し

 当社には南部赤松の板材の不思議なほどの無垢材在庫の玉手箱があります。写真の様に無節で天然乾燥した良材の板が、桟を挟んで積み置かれているので、必要とする材が魔法の様に現れてきます。実は先日、ある製材所の社長さんが来て「赤松に青カビが全く入らず、ここの管理は良いなぁ!珍しいもんだ!」と褒めて頂きました。屋根の下で、雨に当てず、風を良く通して3~5年桟積み乾燥したので、その管理の良さを現実に実感しています。しかも、必要サイズになるように、面を落として作るので、材を無駄にすることがありませんし、必要サイズになるように繋ぎ合わせて大きな板も造る事が出来ます。それと、多少の青カビやら節があっても削り込んで、気にならない様にも仕立てる事が出来ます。人工乾燥しても、通気が悪く管理が悪いと、青カビが出て困る事もあって、敬遠されてきた経緯のある赤松ですが、岩手県を象徴する南部赤松の魅力を我々は世の中に押し上げたいと感じます。天然乾燥して、良く風を当てる管理が重要だと云う事も付け加えておきたいですね。

 曲がっていても、水糸で直線を当てて直材を作り出すことが可能です。

 これらを組み合わせて幅80センチ長さ8mの無垢板を造ると聞きました。







 色々な部分の枠や框材になるとの事です。

 面を落として必要幅の板を作るところですが、面をミミと呼ぶこともあります。
2020.08.22 09:31

暑き日の作業場

 猛暑が続きましたが、今日は小雨が降り、少しホッとする気候ですね。写真は暑き日の当社作業場での作業風景です。皆、暑さを忘れて夢中で作業しているので、時折声掛けをしながら熱中症対策で散歩して歩いた時に写しましたが、本当に暑かったです。

 板の加工を、退職した遠山棟梁が指導してくれていました。

 建具室では建具ではなく、保育園の枠材の加工が成されていました。

 車椅子大工は、刻みの指導をしながら、墨付けを進めていました。

 若手メンバー3人が刻んでいます。この木材が一棟に全て使われます。

 祭り好き大工の捩じり鉢巻き!保育園の枠材加工に来ています。

 やはり、保育園の枠材加工です。背中から熱気が上がる様に感じます。

 刻みの面々からも太陽に負けないほどの熱気を感じる場内でした。
2020.08.21 12:43

猛暑の夕刻に

 昨日、岩手盛岡も猛暑日でしたが、夕刻の空はとても美しく、自然界の移り行く時々での空の風景を写し、天啓の言葉をいただいた気分でした。本来私たち人間も自然の一部として生き、こうした光景と一つになって輝き染めたいものです。

















 以上が昨日の夕刻の帰り道僅か10分間での車窓からの撮影を順番に使わせて頂きました。
2020.08.20 09:37

晴天と梅干

 おはようございます。今日も、昨日に引き続き雲一つない晴天の青焼空ですね。我が家では、今年の長梅雨を我慢しての梅を、干し始めています。毎年のこの作業を見るのがとても楽しみで、何時もワクワクします。見ただけで、口の中が酸っぱい感じで一杯になります。

 昨日19日の青空です。

 今朝20日の通勤路の青空です。





 一昨日18日の筋雲が生き物の様にこれから来る暑い日々を告げている様でした。
2020.08.19 13:50

岩泉町の新築工事の刻み開始

 岩泉町での新築工事の刻みが夏休み連休明けに始まりました。まずは、墨付けをした車椅子大工が、家の図面や伏図を見せて刻む材料の番付け説明をしてから刻みはじめます。刻みは必ず、図面と墨を確認しながら間違いないように取り組みます。これをきちんと行う事で、刻む人も何時は自分で墨付けが出来る様になります。











 この写真はどうです。車椅子に乗って、健常者大工と向かい合わせで材料を寄せながら見て確認しているのです。この姿を見たら、我々はもっと頑張らねばと思います。特に半身麻痺の私は負けずに頑張ろうと、思います。

 同じ車椅子大工の先輩が居て教えてくれるわけでもなく、車椅子の身になってしまってから自分でこの様に考え工夫して取り組んでいるのです。


2020.08.18 09:01

お盆は迎え火と花火

 お盆と云えば、迎え火と花火ですね。



緑の炎ですね・・・

古孫たちは花火遊びです。毎年定番ですが、これを何時まで出来るかなぁーと思う事もあります。



 最後はやっぱり、線香花火が欠かせません。写真の花火は線香花火ではなくもどきの手持ち花火です。子供たちはこれの方が楽しいようです。

 なかなか上手く出来なくて、膨らんで来たかと思うとポトリと落ちて、「あーあ」と落胆の声が挙がる夜の上田堤、ご先祖迎え火の時間でした。
2020.08.17 07:36

岩泉ジェラート

 おはようございます。今日も岩泉町情報ですが、道の駅いわいずみに出来たイタリアンジェラートカフェに行ってきました。噂通りの人気で2時間待ち2時間半待ちはざらです。こんな時期になんですが、確りと行列が出来てしまっていましたね。私たちはたまたま早かったから、整理券をもらったので、並ばなくて大丈夫でしたが、それでも175番目との事で、物凄い人気でした。好みは個人差がある事なので書きませんが、行ってみなければ分からない事でもありますからね。整理券貰うと、ただ待でなく魚釣りしたりカブトムシ捕まえたりと遊んで待つこともできるので、工夫次第で楽しく過ごせますよ。












2020.08.16 10:01

故郷岩泉町

 自分が生まれ育った地を故郷と呼ぶと思いますが、私と専務にとっては岩泉町がその地になります。日本一の地底湖とされる龍泉洞から湧き出る水が流れとなる清水川沿いを子供や孫と歩いてきました。その時に写した写真で岩泉の良さをご紹介させて頂きたいと思います。





































 このほかにも、もっともっと素敵で清浄な空気を体いっぱいに感じれる散策路が洞窟入り口まで続いているので、是非ともお出掛けいただけたらと思います。
2020.08.15 14:57

お盆休み

 お盆休みは恒例の岩泉町の雲岩寺へのお墓参りですが、東京で働ている娘や
親戚の面々は帰省自粛で来られずなので、テレビカメラでの参加となる未だかつてない体験をしています。コロナ過も予測も出来ませんでしたが、携帯電話とかカメラで遠方と繋がる時代さえも、ここ故郷岩泉の田舎町で過ごした頃には、想像も出来ない遥か未来の事であって、近未来がこうなるとは実に驚きに思います。そうした意味では、これからの数年先なんて、人知では及びも付かない新しい時代がやって来るのかもしれませんね。だとしても、ご先祖あっての私たちですから、こうした年に一度の行事に関しては、きちんと子供や孫たちに伝えて行きたいと思います。







 今回は、妻方の父の30回忌法要がお盆の初日に重なりました。毎年この様に拝むわけではありません。

 お寺も人と人の距離を保つ椅子の配置でした。







 13日の岩泉町相当暑かったです。

 自分の小学校時代を思い出す光景です。
2020.08.13 08:28

古時計

夏休み連休五日目ですが、今日からお盆ですね。今から岩泉に法事とお墓参りに行くので礼服に着替えましたが、朝から既に暑くて大変です。でも好摩に動物の世話で着くと板倉からの涼しい風が気持ち良い事務所内です。その板倉と私の仕事場には、古時計が直されて届き、カッチカッチと時を刻んでいます。レトロな振り子が左右に振れる姿に心癒されます。今でも直せる時計職人さんがいるのは有難いものです。我々大工集団も、そう言われるように頑張りたいと思った瞬間でした。時代の中で時を刻み木を刻もう!と・・・



 ネジを巻くだけの動力です。電気も電池も不要で、壊れると修理できる優れものです。




2020.08.12 12:09

高松公園散歩

 昨日は自主リハビリをしようと思って、高松公園を散歩しました。流石に猛暑日で暑くて大変でしたが、家族連れでの水遊びやトンボ採りに、野球など楽しそうな雰囲気が見られて良かったです。写真には写していませんが、水辺にテントを張っている人たちもいて、それぞれに楽しめる良い公園だと思います。







 トランペット奏者さんの後ろ姿です。密かに聴いて楽しませて頂きました。





 何故か息子が歩いてた・・・



 これを左手だけでもってグルグル回転させる自主リハビリをしましたが、自分で自分を写せないので、証拠は無しです・・・





 今何時かなぁーと呟いていたので、5:30だよと教えてあげると、「ありがとうございます。もう帰んなきゃぁー」と云いながら、まだまだあそんでましたね。






2020.08.11 10:14

渦巻雲

休日3日目です。昨日の盛岡市内上空には不思議な雲が渦巻きましたね。何か良い事の前兆でありますことを願います。

赤レンガ館上空でも渦巻いていました。

 神の橋ならぬ上の橋からもこの様に見えました。。

 上田のトンネル前の橋を渡ると岩手山上空に渦巻いていました。吊るし雲でしょうか?

 次第に夕焼け雲になると、まるで龍雲かと?

 高松公園上空です。



 まるで何かの意思を感じるかのような瞬間でした。

 凄いのを見たなぁーコロナ終息の知らせだといいなぁと思いました。

2020.08.10 11:07

池造り

 休み前の先週土曜日は、池造りをさせていただきました。解体現場の浴槽をそのまま埋め込んで周囲に石を配置しただけの簡単なご自宅池です。水遊び用ではなく、釣りして釣った魚を飼う為だそうです。ゴミとして捨てられるものが趣味のお役に立つなら幸いです。現在お盆休みの連休中ですが、動物の世話で好摩には来ているので、メールでのお問い合わせには返信させて頂いております。






2020.08.09 09:47

山霞

一昨日は山が霞んで浮いている様に見えていました。本日より16日までの一週間お盆休み入らせて頂きます。何卒よろしくお願い申し上げます。




2020.08.08 10:21

湧き水で池作り

 6年前に大改修させて頂いた岩泉町の土留め擁壁の下に湧水が出ているので、溜池造りをさせて頂きました。実は、この地域の公衆道路脇には、昔から湧水が湧いていて、大きな岩場の陰に地域の人々が集まる井戸端がありました。その湧水は冷たくて美味しくて、お米を洗ったり野菜を洗ったり、夏はスイカを浮かべて冷やしたりと地域にとってとても大切な場所だったのです。それが、道路の舗装工事で壊されて無くなってしまいました。子供ながらに想い出の詰まる懐かしい小龍泉洞の様な所が失われてとても残念な気持ちです。道路が出来て皆さんがとても便利に思っているのなら、それもまた良い事なのだと思うので、仕方ないのですが、そこで工事中に湧水が出ていたことを思い出し、同じものは造れませんが、昭和30年代の名残を造れればと思い立ち申し出て写真の様なものを創らせて頂きました。

 この粘土層が水を運んでいるのだと水道なのだと思います。

 湧水と云うよりは雨水らしき雰囲気ですが、今年は雪が少なく鉈屋町の井戸が枯れるほどなので、来年通常に雪が降り積もれば、雪解け水で湧くと思います。

 周囲の土が崩れないように石を積みながら溜池の縁を造りました。

 湧水が溜まり過ぎないように、オーバーフローの水道を設けて、土管を入れてから瓦砕石をその上に撒き敷しました。

 泥水を一度組み上げて置くと少しは綺麗な水になりましたね。

 緑の大きな石を置いて、往時の岩の湧水をイメージ出来る情景にしてみました。

 駐車場脇なので、溜池に車が落ちないようにとの配慮でもありました。

 万が一春の雪解け水で水が溢れるとしても大丈夫なように、水路までの水道を暗渠として、その上に石の橋も掛けて置きました。
2020.08.07 12:10

保育園新築現場の芸術的下地

 現在、盛岡市中央公園で保育園の新築工事を建築中ですが、R天井の下地が見事で芸術的な雰囲気です。いずれ工事が進むと、これらが見れなくなってしまいますし、下地組とはもとよりそうした運命ですから仕方ないのですが、今日の日記でその光景をご紹介させて頂きたいと思います。この光景の続きは、現場便りをご覧いただければ幸いです。











 以前の日記「場内散歩」で加工中の写真を載せましたが、ここにこの様に使われています。

 屋根垂木組も見どころでしたが、やはり既に隠れてしまいました。下地なのだからそれが運命です。でも大工の仕事をこうして紹介したい気持ちになるのです。しかし、大工の仕事内容は本当に多岐に渡りますね。
2020.08.06 09:51

空語り

  最近空や雲にカメラを向ける事が多くなりました。個人的には雲が龍に見えたり、太陽の姿がコロナに見えたりと神秘的な世界に浸る事もあります。まるで空語りです。









 佇む鳥がカッコ良く哀愁を帯びている雰囲気ですが、烏かな?




2020.08.05 11:26

箱完成

 古民具の箱収納を真似て新たに創作した置き箱収納が完成しました。その製作者が恐る恐る開けている中にはなんとザリガニが沢山いてびっくりです。でも木の箱からは良い香りしか出て来ませんのでご安心ください。














2020.08.04 10:09

中笹間の大改修現場

 春は降りしきる雨をかいくぐりながらの茅外しと屋根の新設工事で難儀しましたが、何とか古い木組みの構造を維持しての改修工事を進める事が出来ています。現在は床を張り上げて、仕切り壁と造作工事を今月中に完成させて来月には建具と内装の仕上げに取り組みたいところです。工事の遅れは如何ともし難く悩みに悩む日々なのですが、その場内には、心温まる光景があります。それは写真の燕の親子のハーモニーです。家の外では猛禽類が狙っているので、追い出せない訳ですが、流石に完成時には引っ越ししてもらわねばなりませんね・・・





 現代は真四角製材された柱や梁ばかりですが、本来無垢の木は曲がりがあり、角には丸味や面があっるものです。そこに真四角で平らなボードを張るには、とても技術を要します。昔の構造躯体と現代の技術や材料を調和させる仕事がここでは日々取り組まれています。

 平安絵巻にも描かれる手斧と云う手道具ですが、1000年後の今もとても役立つ重宝な道具です。先日また一丁購入してしまいました・・・

 改修現場の目の前にこれが居るので、直ぐに追い出すのは酷です。
2020.08.03 10:50

夏空と一纏め誕生日

 おはようございます。今朝も夏空ですね。先週は急に湧き上がる入道雲もありましたが、今週はどうなる事かと、台風情報が気になりますね。当家は葉月8月の誕生日が三人いるので、昨日は三人一纏めの誕生会でした。











 私は右手に持って紐を口に咥えて引いてお祝い出来ました。破裂時の風が顔に来ましたけど・・・
2020.08.02 10:27

夏休み

孫たちが、夏休みなので、小学生の女子は友達を連れて樹皮編みをしに、中学生の男子は釣りの勉強体験をしに好摩に来ていました。釣りは、今は無き柳村釣具店の御曹司を師匠とし、樹皮編みは専務が先生となっています。また、小学校一年生の孫は、車椅子大工に教わりながらの木工工作に取り組んだ夏休みのスタートでした。ご希望いただければ、夏休み中同様のワークショップ可能です。







 流石女子、おやつは持参しています。



 お昼はピザ作りをして楽しみました。









 三人仲良くブランコは大賑わきで、電車が通ると歓声を上げて手を振っていました・・・











 最後にお礼のご挨拶と、次は実戦で本当の川に行く事をお願いしていました。





 途中経過は見れませんでしたが、貯金箱完成です。

 いいなぁー釣りしてみたいなぁーの図です。

 完成した樹皮籠です。
2020.08.01 07:39

今朝の山々

おはようございます。久し振りの早出です。そして、今朝の山は岩手山も姫神山も神々しく輝いていて、やっぱり朝一の山々の景色は素晴らしい、早起きは三文の得とは本当に良く言ったものですね。

岩手山です。

姫神山です。

 岩手山の左側の雲が翼あるものに見えました。

 会社に着くと毎日姫神山が迎えてくれます。絵が描けたらいいのになと思う事が良くあります。その代わりにカメラを向けています。

 朝の風景は変化が速いのです。1時間後には雲光る景色に変わりました。
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